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高森明勅の『今昔モノ語り』
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2017/06/23new

政府の嘘

Tweet ThisSend to Facebook | by 高森
政府は嘘を吐いてはいけない。

言う迄もなく、
国民が政府を信用しなくなるからだ。

国民が政府を信用しなくなると、
政策全般の実効性に
深刻なマイナスの影響を及ぼす。
ばかりか、
公的秩序への信頼感も毀損しかねない。
政府の嘘は、
道徳的な意味だけでなく、実利的にも巨大な悪。

だから従来、
ありのままに公表できない内容は、
“霞が関文学”
的に誤魔化して来た。

「調査はしたが、
文書の存在は確認できなかった」とか。

これは「
存在を確認できない範囲でしか調査をしなかった」
ということ。
でも「存在しない」とは言い切っていない。
ギリギリ嘘は吐いていないのだ。
勿論、限り無くそれに近い表現。
そうであっても、全くの嘘は極力、避ける。
それが(
政治家ではない)官僚のプライドであり、モラルだったはず。

しかし、加計学園を巡る問題では、遂にそのプライドもモラルも、
かなぐり捨てたように見える。

首相が平然と嘘を吐く。

そうすると、内閣官房長官以下、
皆、
見え透いた嘘を吐き続けるしかなくなる。

行政の実務を担う官僚らも同じ。

嘘を吐きたくない人らも、
それを強要される。

そんな光景は見たくない。

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