ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2015.1.2 06:23

「紀ノ川」は大人の映画だった


1966年公開の「紀ノ川」を見たが、なかなか終わらない

と思ったら、3時間近くの大作だった。

明治・大正・昭和を通して、「家」を巡る女3代の人生を

描く映画だが、世代的に名前しか知らなかった司葉子と

いう女優の凄さがようやくわかった。

主人公が最期を迎えるシーンが、なんとも斬新に感じた

のは、いまどきの映画やドラマが荒唐無稽だからという

ことに気づいた。

素晴らしい映画だった。

 

しかしこんな大人の映画が作られることは、いまどきの

映画界ではないだろうし、鑑賞する能力も、今の大衆

にはないだろう。

子供だましみたいな映画ばっかりだから、大人の映画が

見たいと思ったら、過去の名作を探すしかない。

日本人は子供になったなあ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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第93回 令和2年 11/8 SUN
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テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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