ゴー宣ネット道場

BLOGブログ
小林よしのり
2015.1.17 01:22

アイヌ問題、自分の頭で考えよう


議論の意味は「真実」を知るためだと思っている。

アイヌ民族がいるのか否か?

ただそれだけが知りたい。

「真実」に辿り着くためなら、議論は誰がやったって

いいのである。

わしのスタッフの時浦がツイッターで香山リカの意見を

見て、「これはおかしい。真実から遠ざかる」と思えば、

時浦がブログで書いたっていい。

 

香山リカ氏はアイヌ協会の立場を守りたい人なのだろうか?

アイヌ協会に都合の悪い論者を、一方的に貶す傾向が

あるから、そのように見える。

だが、わしには立場はない。

わしは組織や団体のバックアップはないから、あくまでも

個人として、自分の頭で考えればいい。

ポジション・トークをする必要がない。

自分の頭で考えて、「真実」を知ればいい。

だから「なるほど、アイヌ民族はいる」と腑に落ちる説明が

あれば、転向してかまわない。

 

わしは、参考図書として、アイヌ協会推薦の本も読むが、

違う立場の著者の本も読む。

それって普通だろ?

香山リカ氏はわしがいかがわしい「ネタ本」しか読んでない

と宣伝するが、そのような邪推が許されるなら、

わしは香山リカがアイヌ協会御用達の「ネタ本」しか読んで

ないだけで、洗脳されてるんだと思っている。

 

「真実」に迫る思考は簡単なんだ。

もはや純粋アイヌはほとんどいないが、和人との混血が今後も

進み、100分の1のアイヌの血と、100分の99の和人の血と

なった人は、アイヌなのか、和人なのか?

常識ある人なら、「和人です、普通の日本人です」と答えるだろう。

だが香山リカ氏は「本人がアイヌと言えばアイヌ」だと言う。

しかも本人がアイヌと言えば、アイヌ「民族」だと言う。

 

民族と言うなら、アイヌ語で会話できるのか?

アイヌ語で会話する共同体を北海道に探しに行ったが、

どこにもない。

観光用のテーマパークか博物館しかない。

血は限りなく薄く、言葉、風習、その他のアイヌ文化も

伝承されていない。

「民族」はどこに?

自分の頭で考えよう。

ポジショントークは必要ない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第93回

第93回 令和2年 11/8 SUN
14:00

テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

INFORMATIONお知らせ