ゴー宣ネット道場

BLOGブログ
高森明勅
2015.1.18 21:00

ブレジンスキーとウォルドロンの率直な指摘

昨年、田久保忠衛先生からご高著
『憲法改正、
最後のチャンスを逃すな!』(並木書房)を
ご恵送頂き、
啓発されるところが多かった
(但し、小林よしのり氏につき、
僅か一ヵ所ながら誤った
言及があるのは残念)。

安倍政権への言及が意外なほど少なく、かつ手厳しい印象で、
故江藤淳氏の占領研究の業績を高く評価しておられる。

同著の冒頭にズビグニュー・
ブレジンスキー元米大統領補佐官の
発言(『フォーリン・
アフェアーズ』1997年9・10月号)を、
更に末尾にアメリカ海軍大学のアーサー・ウォルドロン教授の発言
(日本経済新聞、平成26年5月7日付)
を、
それぞれ紹介しておられる。

共に看過し難い指摘なので、その一部を再引用させて頂く。

まずはブレジンスキーの発言。

ユーラシアにおける安定した力の均衡を実現するために、
米国は中国との間に戦略的理解を深め、
同時に『
事実上の米国の被保護国である日本』を
『文民国家』
の枠内に閉じ込める」。

「日本にとって、米国は安全保障をもたらす傘になっている。
…反面、
まさにその傘の存在によって、
日本は行動の自由を制限され、
世界の大国になりうる力を持ちながら、
米国の保護国でもあるという矛盾した状況が生まれている。
このような状況はいつまで続くのであろうか」

次にウォルドロンの発言。

米国は日本との間に安全保障条約を締結しており、
これまで同条約を完全に順守してきた。
それにもかかわらず、
ワシントンでは日本より中国の方が重要だと
考える勢力が影響力を
増している。
日中間の武力衝突が起こった場合、
米政府が中立的な立場をとるのではなく、
日本を本気で支援するより、中国との妥協を迫って、
尖閣諸島の領有権を放棄するよう促すのではないかと懸念される」

「中国は脅威であり、米国が抑止力を提供するというのは神話で、
ミサイル防衛システムだけでは十分ではない。
日本が安全を守りたいのであれば、英国やフランス、
その他の国が保有するような最小限の核抑止力を含む
包括的かつ独
立した軍事力を開発すべきだ。
対抗する軍事力がなく、
信頼できる同盟国もない日本が、
将来のいつかの時点で、
日本より大きく、
核兵器を保有する侵略国との紛争に直面する可能性がある。

日本にとって、それは悪夢以外の何物でもない」ー

___________________________

「『新戦争論1』と戦後70年」

平成27年2月8日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

次回「ゴー宣道場」(28日開催)のテーマを

「『新戦争論1』と朝日新聞の慰安婦報道」としていたが、

変更しようと思う。

「『新戦争論1』と戦後70年」としたい。


朝日新聞の慰安婦報道もこの中に括って、

議論の俎上に載せる。

 

『新戦争論1』はまだ発売されてないから、
師範方が
ブログで書けない。

だが発売されたら、日本の戦争に関する議論では、

無視できないものになるので、テーマに入れる。

 

「朝日新聞の慰安婦報道」だが、
これも緻密な読み方
を強いられるから、
師範方がブログで書くのが億劫に
なるだろう。

そこで「戦後70」という大枠をテーマにすれば、

師範方も書けるはずだ。

天皇陛下が年頭に当たっての感想で、

この機会に満州事変に始まるこの戦争の歴史を十分に

学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、

今、極めて大切なことだと思っています
と仰っている。


このメッセージを受け止めよう。

 

戦後70年をどう思うか?

何を日本人は考えるべきか?


大いに議論しよう。

読者諸君も何を議論したいか、意見を聞かせてほしい。

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
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・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成27年1/28(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ


高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

次回の開催予定

第93回

第93回 令和2年 11/8 SUN
14:00

テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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