ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2015.1.31 23:54

後藤さんはプロなのだから自己責任だ


後藤健二さんが殺害されたようだ。

痛ましいことだと思う。

だが、イスラム国がとてつもなく残虐な集団であることは、

誰でも知っていること、ジャーナリストならばプロなのだ

から常識中の常識!

プロなのだから「自己責任」なのである。

 

登山家はそこに山があるから登るのであって、

戦場ジャーナリストはそこに戦場があるから行くのだ。

登山家が遭難したら、家族が痛ましいとは思うが、

山を決して許さない。とは言わない。

 

もちろん国家は国民を、その思想性は問わずに、

守らねばならない。

だが、安倍首相がヨルダンを当てにして、
イスラエルを仲間だと誇示しつつ、

テロとの戦いのための支援金を出す」と演説すれば、
イスラム国への「宣戦布告」に聞こえただろう。

その時点で後藤さんが殺されることは決定済みだ。

 

後藤さんが殺されたことは安倍政権にとって好都合なのだ。

「テロとの戦い」を絶対正義として、欧米諸国とより強く

連携していけるのだから。

集団的自衛権の強化のためにも好都合である。

 

安倍政権は国家と戦うとなると憲法違反になるから、

用心深く「イスラム国」という呼称を避け、

「アイスル ISIL」としか言わなかった。

アフガン・イラク戦争の愚をもう一度!

国民は当事者意識なく戦争への道を突き進んでいるのだ。

この時期に『新戦争論1』が出たことは、天の啓示である。

あまりにもタイミングが良すぎる!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

第97回

第97回 令和3年 5/3 MON
13:00

テーマ: 「憲法は今、生きているかーーコロナ禍、自衛権、天皇」

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