ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2015.3.26 06:00

アメリカの傭兵

昭和45年11月25日、
憲法改正を訴えて市ヶ谷台で壮烈な自決を遂げた三島由紀夫。

その「檄文」には次のようにあった。

もつとも名誉を重んずべき軍が、
もつとも悪質な欺瞞の下に放置されて来たのである。
自衛隊は敗戦後の国家の不名誉な十字架を負ひつづけて来た。
自衛隊は国軍たりえず、建軍の本義を与へられず、
警察の物理的に巨大なものとしての地位しか与へられず、
その忠誠の対象も明確にされなかった」

アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを
喜ばないのは自明である。
あと2年のうちに自主性を回復せねば、左派のいふ如く、
自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終わるであらう」と。

先日、自民公明両党が合意した安保法制の骨格は、
従来の安全保障政策を大きく転換しようとするもの。

だがその本質は、国防を巡るこれまでの「悪質な欺瞞」を更に深め、
自衛隊の「アメリカの傭兵」化を一段と進める以外の
何ものでもなかろう。

自衛隊自体がいまだ“一人前の軍隊”ではないにも拘らず、
それは放置したまま、「他国軍支援のための周辺事態法改正」や
他国軍を後方支援するための新法による恒久法」などを目指す、
というのだから。

キーワードは他国軍支援。

軍隊でもない「戦力」未満の“実力”組織が、
一丁前に他国の軍隊を支援しようというのだから奇妙な話。

だがそれも、4月の「日米防衛協力の指針(ガイドライン)」改定に
向けたお膳立てに過ぎないと分かれば、何の不思議もない。

そもそも、大騒ぎをした集団的自衛権を巡る
憲法解釈変更の閣議決定自体、このガイドライン改定という
出口に向けて用意されたものだった。

軍隊と軍隊未満の組織が防衛「協力」すれば、どんな関係になるか。

子供でも分かる。

三島由紀夫の予言は、その後いつまでも「敗戦国」で
あり続けているわが国の現実を、
悲しいほど見事に言い当てている。

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第二弾!
「『新戦争論1』と戦後70年」

平成27年4月12日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。


『新戦争論1』は右派にとっても、左派にとっても、
都合が悪いことが描いてある。

右派はイラク戦争を支持して
わしをバッシングしたのだから、
その検証など直視できないのかもしれない。

だが失敗は失敗なのだし、
アメリカもイギリスも間違いを認めている。
なぜ日本人の右派だけが真実から
目を背けるのか?

イスラム国への対処の仕方も、
イラク戦争と全く同じ愚を繰り返して
いいのだろうか?

「対テロ戦争」であり、「ならず者国家との対決」であり、
「壊滅させればそれでよし」と言うが、
Scrap&Buildのうち、Scrap(破壊)は簡単だが、
Build(建設)は難しい。

結果として「無秩序」しか残らないなら、
テロはなくならない。

そもそも国民国家の概念で、
中東をBuildingすること自体が
間違っているのではという疑念まで
思想的に考えたのが『新戦争論1』である。

その他にも、慰安婦問題は右派にも左派にも
都合の悪い真実が描いてある。
両陣営はなぜ真実から目を背けるのか?

靖国神社に対する考察も、
おそらく右派にも左派にも都合が悪いのだろう。

だが申し訳ないが、これが正しい
靖国神社の捉え方である。


次回4月12日の「ゴー宣道場」は、
現代の武士・堀辺正史氏を迎えて、
『新戦争論1』をさらに掘り下げて議論する。


 
『新戦争論1』


当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

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reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成27年4/1(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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