ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2015.5.4 13:43日々の出来事

創作者の心理


今季のテレビ番組は何でこうも不調なんだろう?

間違いなく面白いのは「天皇の料理番」だけだ。

 

全部見てるわけじゃないが、あとはどれもこれも脚本が

つまらない。

視聴率が悪いのを俳優のせいにするのは間違いだ。

脚本がつまらなければ、俳優がどんなに頑張っても面白く

なるはずがない。

 

作品を創るのって本当に大変だ。

わしも創作者だからその苦労はよくわかっているので、

面白くない時は、何も言わず、何も触れずに、静かに

退散しようとする。

 

けれど、周囲が面と向かって面白くないと言い放っている

ときに、「俺は面白いけどな」と言ってくれた人のことは

忘れない。

 

だがお世辞言ってくれる人に甘えていたら、自分が地獄に

堕ちるだけだ。

自分にはとことん厳しくなければならない。

面白いと言ってくれたら嬉しいが、腹の底から信用しては

ならない。

自分で面白くて興奮しても、深夜に書いたラブレター

みたいなもので、実はみっともない駄作かもしれない。

 

だが油断しない、慢心しない、冷徹な心構えが出来ると、

何を描いても贔屓の引き倒しで、面白い面白いと言って

くれる人が、やっぱり貴重になる。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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