ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2015.5.31 03:04政治

山本一太よ、良心を取り戻せ!


沖縄での「朝まで生テレビ」の打ち合わせの時、山本一太が

写メを撮っていたらしい。

秘書岸端がそれを見てひょっとしてと思い、彼のツイッター

を調べてみた。

するとそこに「アウェー感が半端ではない(笑)」と書いて、

写真を載せていたのだ!

 

山本一太は「元沖縄振興担当大臣」である。

沖縄はホームのはずではないか!

「元沖縄振興担当大臣」が沖縄に来て、沖縄について討論する

番組に出ることが、なぜ「アウェー」になるのか?

 

少なくとも山本一太と似た主張をする側には、森本敏、恵隆之介、

三浦瑠麗らの論客がいる。

わしは沖縄県民の反戦平和サヨクのど真ん中の席(結構気に入った)

に座っているが、わしだけ改憲派だ。

わしの左右の席の誰もわしを味方だとは思っていない。

 

わしは真向いの親米ポチ保守派にとっても、沖縄にとっても、

日本国民にとっても、都合の悪い発言をする「たった一人派」

なのだから、敵味方の感覚で言うなら、わしこそが全面アウェー

ではないか!

 

そもそも国会議員にとって、国民の前で議論する場を、

敵側・味方側に分けて考えていいのだろうか?

山本はもはや完全にネトウヨ体質になっている。

安倍政権がそもそもネトウヨ体質だから、ニコニコ動画で話すのが

一番「ホーム感」があって安心なのだろう。

だが、本当は、国会議員は「公」に向かって話すべきであり、

「国民」に向かって話すべきなのだ。

 

山本一太は、昔はもっといい奴だった。

だが今は、とことん堕落した。

イラク戦争を支持して、その間違いを認めぬまま、日米同盟強化

にまい進する自分自身の良心が痛むのだろう。

良心がある分は、まだ人間だと認めてやっても良かろう。

山本が安倍首相のツイッターでも発言していることは知っている。

それにしてもネトウヨを味方につけて「ホーム・アウェー」

感覚で議論する国会議員が登場するようになるとは、

政治家も矮小になったものだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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