ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2015.6.8 15:34日々の出来事

秘書と柴犬


毎日新聞のインタビューを終え、打ち合わせを兼ねて秘書と

ランチに行った帰り道・・・

「柴犬だ――――っ!」と秘書が叫んだ。

爺さんが柴犬を散歩させている。

 

「柴犬は好き―――っ!」

「スマートだし賢いし、尊敬する―――!」

 

興奮しているのでもう少し柴犬に近寄って見ることにした。

するとその柴犬、なんと我々にケツの穴をばっちり見せて、

草をはもはも食っている。

恥じらいのカケラもないそのケツの穴の丸い黒!

男のわしでも思わず目を背けるほどの馬鹿っぽい姿。

 

犬のケツの穴とは言え、それをじっと直視することは、

わしには堪えられない。

「脱糞の後は拭いたの?」

「パンツをはきなよ」と、どうしても言いたくなる。

秘書はケツの穴を完全に見ているくせに、あたかも犬全体を

見ているかのように、硬直した顔で平然を装っている。

なんて欺瞞的な奴だ!

わしは秘書にズバリと言ってあげた。

 

「さすが君の尊敬する犬だね。スマートなケツの穴を我々に

見せつけて、はもはも草を食ってるぞ。」

「賢いねえ、柴犬。」

「しばいたろか!と思うほど賢い姿だ。」

 

秘書は恐るべき恥をかいたのである。

もう二度と柴犬をスマートで賢いなどとは言うまい。

まさか尊敬するなどとは口が裂けても言うまい。

柴犬よ、おまえの幻想は崩壊したぞ!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

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第97回 令和3年 5/3 MON
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テーマ: 「憲法は今、生きているかーーコロナ禍、自衛権、天皇」

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