ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2015.6.12 00:23メディア

ネットという羊牧場


ライジングのコメント欄に怪しい奴が紛れ込んだなと思って、

無視してると、常連がその正体を突き止めてくるのが面白い。

上手に警察機能を果たす者は褒めてやりたい。

 

右からも左からも敵視されているので、ネットの中では特に

左右ストーカーがくだらない嫌がらせをしてくる。

 

秩序が乱れたときに、秩序を回復させようとするのは、健全な

人間の本能なのだろう。

アナーキーな状態が快感だと言う奴は狂った奴しかいない。

 

「議論」というのもくせ者で、建設的な議論、意義ある議論は

必要だが、わざと難くせをつけてやろうとか、混乱させてやれ

と持ち出す「議論」もある。

「議論」のつもりが、プライドの衝突になって、無秩序状態を

招くこともある。

 

秩序が保たれている状態が「平和」なのであって、毎日、退屈

してる奴は暇を持て余して「無秩序」を志向する。

ネットの中の「祭り」は生産のために蓄積されたストレスを

定期的に蕩尽させる現実の「祭り」とは性質が違っていて、

むしろ革命願望やアナーキズムに近い。

 

ネトウヨが「祭り」を待望するのは、実はアナーキズムであり、

その性質が左翼だからだ。

現実社会で暴力が封じ込められた分、仮想空間で言葉の暴力

のみが解放される。

ネットというのも不満分子を放し飼いにする、権力に都合の

いい羊牧場に過ぎないのだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

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第98回 令和3年 6/13 SUN
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テーマ: 「科学的コロナの正体」(ゲスト:井上正康氏)

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