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高森明勅
2015.7.29 05:00

下村大臣、手柄は上司、失敗は部下

テレビドラマによると、銀行業界には
「手柄は上司、失敗は部下」
という趣旨の言葉があるとか。

それが事実かどうかは知らない。

だが政界には、確かにそうした慣行があるようだ。

それを実感させたのが、
今回の新国立競技場の建設計画「白紙」
撤回に伴う担当局長の辞職。

「トカゲの尻尾切り」などと批判されている。

勿論、下村大臣の逃げ切りの為。

しかしここで、この件の最高責任者が、
自ら率先して責任を曖昧にしてしまうと、オリンピック成功に向け、
関係者の規律を正し、
士気を高めるのは困難になる。

下村氏をドラマの悪役のイメージに重ねる人は多いのではないか。

それでも、下村氏は大臣の地位に恋々とし、
安倍首相の“盟友”
だから、それが許されてしまうのか。

そうなると、残念ながら、
安倍政権への国民の評価はますます下がるに違いない。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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