ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2015.8.19 04:13日々の出来事

猛毒注意のわしの作品


今朝の朝日新聞に、わしの『戦争論』の話題が出ている。

これは「平和」という観念の社会的受容の変化を分析する

ために扱っているので、悪意のある記事ではない。

 

今でも極左運動家は『戦争論』が社会を右傾化させた原因

として悪意ある風評を撒き散らすが、『戦争論』の中では、

「悪魔」という漢字に(アメリカ)とルビをうってまで

アメリカを批判しているし、部落差別を例にとって、

差別は公に反すると批判している。

 

なのに一部の頭の悪い読者が、米国追従と、ヘイトスピーチ

に流れれば、わしが批判するのは当然だ。

『戦争論』に反する言動を自称保守&ネトウヨがやっている

に過ぎない。

わしが変質したのではなく、読者のほんの一部がネットに

影響されて、『戦争論』を裏切っているだけなのだ。

 

そもそも毒にも薬にもならん本を作ったって意味がない。

小林よしのりという作家に毒があるのは、作家性の問題

だから仕方がないことだ。

香山リカのように「影響力があるから描くな、発言を控えろ」

というのは、独善的な全体主義者の考えであり、この類の

感覚を持つ危険人物は右派にも左派にも多い。

 

わしはわざと顰蹙を買っているのではない。

『東大一直線』も『おぼっちゃまくん』も毒があって、

嫌いだと言う人は必ず現れていた。

その延長線上に『ゴーマニズム宣言』や『戦争論』や、

『卑怯者の島』があるだけだ。

「毒は要らない、偽善が欲しい」と言う人は、小林よしのり

の作品には触れない方がいい。

今後はわしの書籍には、「猛毒注意」と表示するべきか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「憲法は今、生きているかーーコロナ禍、自衛権、天皇」

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