ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2015.8.23 15:51日々の出来事

顔で偏見持っちゃいかん


性犯罪者って気色悪い顔だなあと思うのは多分偏見のせいだな。

あのドロンとした表情は何だ?

傍に来たらぞっとする顔してるよなあ。

 

こんなこと言ってて、実は冤罪なんてことになったら、大問題

だけどな。

でもあれは性犯罪者になるべくしてなったという顔だと思うが

違うか?

だがあれを生んだ親もいるんだし、家族がいたら傷つけてしまう

から顔のせいにしちゃダメだ!

わしは強く言う。ダメだ!

 

性犯罪者だって、芥川賞受賞者と紹介されたら、文学的な顔に

見えるはずだ。

性犯罪者だって、白衣を着て医者と言われたら医者に見えよう。

俳優と言われたら俳優に見えるはずだ。俳優には悪役だって

いるからな。

性犯罪者だって、ノーベル賞科学者だと紹介されたら、学者の

顔に見える・・はずはないような気がするがなぜだ?

 

性犯罪者の顔はものすごく暗くて生気がない気がするが違うか?

いや、そんな思い込みを人に与えてはいけない。

すごく爽やかで明るくてイケメンの性犯罪者だっているはずだ。

顔なんてただの器だ。脳を入れておくだけの器だ。

肝心なのは脳であって、ヘンタイは脳がヘンタイなのであって、

顔がヘンタイなのではない。

 

顔で偏見を持っちゃいかん。

だがこうも思う。

あの顔にソックリの人はいるはずで、その人が人格者だったら、

あの顔には見えないのではなかろうか?

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

次回の開催予定

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第97回 令和3年 5/3 MON
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テーマ: 「憲法は今、生きているかーーコロナ禍、自衛権、天皇」

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