ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2015.8.24 02:46政治

アメリカかぶれの安保法案反対デモでもいいや


東京新聞の一面に若者の「安保法案反対」デモの写真が

載っている。

プラカードが英語だらけだ。

WAR IS OVER IF YOU WANT IT」というのは

ジョン・レノンの歌か?

昔は「PEACE」や「NO WAR」が多かった気がするが、

今は「WAR IS OVER」が主流らしい。

アメリカにすっかりかぶれている。

 

英語で従米法案に反対しているのも奇妙なことだ。

いつの頃からか、「英語=カッコいい=若者」という

クッさいイメージが出来上がってしまった。

 

安倍政権や従米保守派の論客だって、アメリカに対する

コンプレックスで、安保法案を支持してるわけだから、

従米日本人どうしの戦いなのだろう。

 

わけが分からんのは「とりま廃案 それなそれなそれな」

って書いてあるプラカードだ。

ネット用語らしいが、意味まで調べる気がしない。

アホの言葉だ。

 

彼らはインターネットがアメリカ軍によって開発された

軍事通信システムだということを知らないのだ。

アメリカがインターネットを一般流通させることにした

のは、地球規模で個人の情報を収集できるからなのだが、

考えたこともないだろう。

 

「ポツダム宣言を読め」というプラカードは、一体何を

言いたいのだ?

日本の首相がポツダム宣言を読んでないというのは

確かに恥ずかしい。

だが、その内容をどう考えるかが問題なのであって、

GHQの占領統治が終わった後でも、ポツダム宣言の内容

に脳内まで縛られよと言うのなら、完全にアメリカの奴隷

である。

だったら安保法案に反対する資格がない。

 

デモのプラカードを見ただけで、正直ウンザリする。

それでも安保法案(従米戦争法案)に反対なのは、

わしも同じなのだから、今は頑張ってくれ!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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