森本敏が産経新聞の「正論」欄に説得力ゼロの文章を書いている。
「安保敵視の『反日リベラリズム』」というタイトルだが、
森本氏まで「反日」というネトウヨ的なレッテル貼りをするように
なったことに驚いた。
ここでは「学生には今の日本はかつての道に踏み込む恐れがあり」
と書いているから、シールズの学生のことを言ってるのだろうが、
わしも「かつての道=軍の暴走」の道に踏み込む危険性はあると
思っている。
共産党が出す自衛隊内部の資料を、防衛大臣が知らない、答弁に
窮する場面が何度もある。
これはすでに文民統制が崩壊している証拠である。
法案の内容を理解していないのは与党の方であり、だからこそ
国民への説明ができる与党議員がいないではないか!
ヒゲの隊長は女子高生に論破されている。
小林よしのりを呼ぶ勉強会は潰す、朝ナマに出ることは禁じる、
街頭演説も禁じる、法案を出す与党議員が国民に説明できない
のであり、法案の矛盾は、今、国会で次々に指摘されている。
法案の矛盾を説明できないのは、森本敏本人ではないか!
北朝鮮が恐い、中国が恐いという「感情論」には合理性がない。
わしは感情的ではないから、合理的に考えて、北朝鮮も中国も
恐くない。
日米安保が片務性というのもおかしな話で、双務性にするなら
アメリカに自衛隊の基地を置かねばならない。
それが真の同盟関係ではないか!
森本敏の論理は破たんしている。
「反日」というレッテルが許されるのなら、森本敏のような
「属国主義者」こそが真の「反日」であろう。