ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2015.9.5 16:34

三島由紀夫の叫び

安保関連法案を巡る経緯を見て、かの日の三島由紀夫の檄文を改めて
想起した人もいるはずだ。

もつとも名誉を重んずべき軍が、もつとも悪質な欺瞞の下に
放置されて来たのである。

自衛隊は敗戦後の国家の不名誉な十字架を負ひつづけて来た。

沖縄返還とは何か?

本土の防衛責任とは何か?

アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本を守ることを喜ばないのは
自明である。

あと二年の内に自主性を回復せねば、左派のいふ如く、
自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終るであらう」と。

ここで「あと二年」と言っているのは、
昭和47年の沖縄返還迄に、という意味。

眼前のいわゆる「保守」派の言説との隔絶に、目が眩みそうだ。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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