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小林よしのり
2015.11.18 10:26新刊情報

『大東亜論』第二部、民主主義の源流を描く

今は『大東亜論』のシナリオをやっている。
この回と次の回がとても重要で、史料がないが、
頭山満の
人生の重要な転機となるエピソードが
必要な場面なのだ。


『大東亜論』は物語が進めば進むほど、
頭山ら玄洋社の者たちの思想が深化し、それが
日本の近代化政策と軋轢を
起こしていくことになる。
日本の近代化をもう一つの目線から見ていく物語だ。

『大東亜論』第二部は『愛国志士、決起ス』だが、
まさにこの志士たちの壮絶な戦いがなければ、
日本の民主主義化
はなかった!

自由民権運動とはまさに、日本を民主化させようとする
運動なのだから、そこに向かうための重要な犠牲が、
『愛国志士、決起ス』に描かれている。

「民主主義ってなんだ?」と言いながら、
書店で民主主義のフェアまでやるのなら、
『大東亜論』を置けばいい。
ところがそれは出来ないだろう。
日本の民主化への道を克明に描いている
『大東亜論』は、なんだか危険だから置けない。

GHQが「右翼の源流」とレッテル貼った玄洋社の
物語だから危険なんだもの・・・それは結局、
民主主義なんか
知りたくないという態度表明に
他ならない。

この日本には欺瞞が蔓延しているのだ。
西洋流民主主義しか知りたくないという
クソみたいな連中が多すぎる!

それでいて、西洋流だろうと、日本流だろうと、
民主主義の前提はナショナリズムだという、
あったりまえの事実
すら受け入れたくないの
だから、まさに劣化した知性!

右派も左派も(本来こんなものはないのだが)
日本人全体の知性が劣化して、
ポジショントークしか出来なくなった
現在の
言論状況を、いつか根本的に崩壊させるために、
この『大東亜論』という巨大な物語が進展している。

12月、間もなく発売される単行本に注目すべし!

「大東亜論2」『愛国志士、決起ス』


小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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