ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2015.12.7 02:59メディア

南京事件の真相を知らぬ朝日記者と動画男


今朝(127日)の朝日新聞に、「愛国動画 時代映す」

という記事が載っている。

ネットの愛国動画で食ってるやつがいるらしい。

高校時代、小林よしのりの漫画『戦争論』に傾倒したそうだ。

この男が講演で南京事件に触れ、「人口20万人の南京で、

30万人殺したという。ファンタジー的だ」と語ったらしい。

この認識はわしが言ってる通りで正しい。

 

だが朝日新聞の記者・岩崎生之助が「20万人というのは

南京市の特定地域の人口の推計で、市全体のものではない」

と批判したようだ。

するとあきれたことに、動画男は「知っています。耳を引く

ためにオーバーな言い方をしています」と答えているのだ!

バカか!記者も動画男も、両方バカだ!

 

当時の南京市の人口の全部が、ジョン・ラーベやマギーらの

西洋人が作った「南京安全区委員会」の中に収容されていて、

「安全区」以外の地帯には誰もいない。

 

この第一次史料は現在発売中の「SAPIO」の2p『ゴー宣』

で紹介しているから、見るがいい!

19371218日に、ラーベが日本大使館に宛てた手紙で、

「我々22人の西洋人では、中国の20万人市民に給食し、

そして日夜の安全を確保することはできない」と書いて、

日本軍に食糧援助要請をしているのだ。

 

朝日新聞の記者・岩崎生之助は、「安全区」の外に30万人

もの市民がいたという第一次資料を提出できるのか?

ぜひ発見して、提出してほしい。

歴史は史料検証で実態を浮き彫りにできるものであって、

第一次史料さえ提出されれば、わしも考えを改めよう。

 

「安全区」以外の地帯に30万人がいて、これがすべて

虐殺されたという史料があるか?

そもそも「安全区」以外に、そんなにいっぱい市民がいた

のなら、西洋人が「安全区」を作る意味がないではないか!

 

「人口20万の南京市で30万人虐殺は不可能」

これが歴史の真実である。

動画男も、わしに影響されたわりには、全然、勉強して

いない。

「耳を引くためにオーバーな言い方をしています」だと?

ネットに影響されてるだけで、歴史研究の基本態度を

知らないから、こういうバカをさらすのだ。

 

しかし朝日新聞の記者も、慰安婦問題の大失態で、部数を

著しく減らす事態になっていながら、未だにこんな不勉強

な自虐史観のサヨク記者が歴史ねつ造の駄文を書いている

のだから呆れる。

また同じ過ちを繰り返すつもりか?

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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