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小林よしのり
2016.2.4 05:06政治

極右か極左しかインパクトがない時代


アメリカの大統領選を見てると、日本の言論空間にも通じる

危うさがある。

 

トランプは百田尚樹や橋下徹みたいなもので、右派で

エキセントリックで放言気味なところがウケている。

 

クルーズも極右だから、共和党ではルビオみたいな現実的な

政治家が損をする。

わしはルビオがいいと思っていたが、極右に負けてるようだ。

 

民主党は格差社会を背景に、社会主義者のサンダースが若者の

不安を味方につけて善戦している。

これは日本のシールズなどの純粋まっすぐな若者が、共産党に

好意的になるのと似ている。

 

エキセントリックを面白がり、欲求不満を晴らしたい大衆は、

アメリカではトランプに、日本では橋下徹や百田尚樹に自分の

本音を重ねる。

クルーズは日本で言えば、日本会議が組織的に応援している

ようなものだ。

 

オバマからクリントンというのも、大した変化がないような

気がするので、クリントンは「初の女性大統領」という理念を

強く打ち出すしかないだろう。

 

しかし、現実的で、中道を説く者にとって、難しい時代に

なったものだ。

極右か共産主義しかインパクトがない時代に入りつつある。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「皇室スキャンダルと国民」

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