「淑女我報」第4回「自分探しの旅から帰らない中年たち」
を見た。
結局、そのような中年たちより、泉美木蘭さんの「自分探し」
の時期の話の方が面白いからしょうがない。
泉美さんって自分をまったく飾らないから凄い。
等身大の自分より上に見せようと考えるのが人間の虚栄心の
哀しさで、話題のショーンKなどは等身大の自分を完全に
覆い隠して生きていこうとしていたほどだ。
自分が高く評価されることが快感で、等身大よりはるかに
高く評価されても、不安に思わなかったのだろう。
人を傷つけるような悪い人物ではなく、ただ自分に対する
高評価だけが欲しかったのがショーンKだ。
それに対して泉美さんは、サービス精神があり過ぎて、
自分を不当に低く評価しすぎるきらいがあって、
周囲の馬鹿な者たちは、泉美さんの等身大の力を見抜けないで、
面と向かって威張ってくる、そういう状態にあるのだろう。
わしは泉美さんを見て、「有り余る好奇心と向学心を
持て余して迷走している」と思ったので、もったいないから
「ゴー宣道場」に誘い込んだ。
上から目線で申し訳ないが、糸の切れた凧に、糸をつけたら、
どんどん上昇するし、右に振れても、左に振れても、振れ幅が
大きいのに墜落しないので、成功だったなと思っている。
しかし、それにしても泉美さんの過去の迷走ぶりは度を越している。
「ミルキーストリッパー」のブログと貯金通帳はもはや危険な
域だったのではないか?
「カッコーの巣の上で」を思い出した。