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高森明勅
2016.4.4 07:33

恙無く2600年式年祭をご斎行

4月3日、天皇陛下におかれては百年ぶりの
神武天皇2600年式年祭を無事
、奈良県橿原市の畝傍陵にて
厳粛に執り行われた。

その傍らには秋篠宮殿下のお姿が。

あれ?皇太子殿下ではないのか?

と不審に感じた人がいるかも知れない。

皇太子殿下にはもっと大切なお役目があった。

同じ時刻に皇居にある宮中三殿の1つ、
歴代の天皇や皇族方の御霊を
祀る皇霊殿で行われた式年祭で、
天皇陛下のご名代を務めなければ
ならないのだ。

その時、ご療養中の雅子妃殿下も皇后陛下のご名代として、
ご立派にお務めを果たされた。

古代以来の血統を受け継ぐ君主とその継承者が、
古代以来の固有の民族宗教の作法に則って、丁重かつ反復的に
初代君主の御霊に祈りを捧げる。

こんな神聖で荘重な儀礼を行っている国は、
世界中でわが日本だけだ。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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