のむらしんぼ氏の『コロコロ創刊伝説』という漫画を
読んだ。
のむらしんぼは、わしが『おぼっちゃまくん』を描いてた頃、
「つるピカハゲ丸」という漫画をヒットさせていた。
アニメにもなったから知ってる人もいるのではなかろうか？
当時は億以上稼いでいたしんぼちゃんは、今は妻から離縁され、
3人の子供にも会えずに一人で自炊しながら漫画を描いている。
現在、還暦となったしんぼちゃんは、当時の稼ぎはすべて失い、
しかも莫大な借金をつくって、その返済のために何が何でも
ヒットしなければならないのだ。
そのために自分の不遇なというか、自業自得の境遇をさらし
ながら、のむらしんぼが連載している漫画がついに単行本に
なった。
それが『コロコロ創刊伝説』だ。
買おう！しんぼちゃんが子供たちに会えるには、もう一度
ヒット作を出すしかない！
昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」（光文社）にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」（扶桑社）にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」（幻冬舎）にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。
