今日はベストセラーズの新書の仕事だ。
自分の思想の足跡をたどるのは新たな発見がある。
なぜそのように考えるか、なぜそのような考えに至ったかを
ライターの岡田氏が的確に指摘してくれるので、ありがたい。
その思想の原型が、ほとんどが幼少期からの家庭環境に
帰することが多いということが、前回の打ち合わせ時に
分かって驚きだった。
「SPA!」が送られてくるので、パラパラめくっていると、
鴻上尚史が中国人観光客を大歓迎するべきだという説を
唱えていた。
そこに、「ある漫画家」のようにウザいと言ってしまっては
ダメだと匿名で批判しているが、もちろんそれはわしのことだ。
リベラルな人は普通に秀才でおりこうさんである。
おりこうさんは当たり前のことしか言わなくて、偽善に堕す
ことが多い。
民間交流が平和をつくるというリベラルの主張を、わしは
信じたことがない。
この態度自体が、わしは人間洞察であり、個人と国家の
関係性を、分かっているか否かの分水嶺になると思っている。
中国人観光客ウザいと言ったとしても、誰が言うかで真意は
違う。
人生経験が薄っぺらいネトウヨの発言と、わしの発言を
平等にしか見れないリベラルの底の浅さを際立たせるために、
わしは罠にかける。
アイヌ民族を疑い、その血の論理に疑問を呈すのも、実は深い
理由があるが、底の浅いリベラルには見抜けないだろう。
いつか、これでもかと分かる日が来る。
一応、今は摩擦を作っておけばいいのだ。
人間はやはり人生経験がモノを言う。
学校で教わる学級民主主義を信奉するおりこうさんには、
世の中を洞察する力はない。
これはリベラル全体に対する批判である。