ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2016.4.28 00:53日々の出来事

プライドと偏見


このHPというのか、サイトというのか、サーバーというのか、

もうさっぱり分からなくなったが、とにかく安定したようで、

すぐ現れるようになった。一安心だ。

 

昨日はみなぼんと会議をした。

仕事の現状、単行本の自己評価、みなぼんがSNSで調査した

人々の言動とその評価、今後の仕事のやり方、みなぼんが関心

を持っているドラマや本や音楽のことなど、いろいろ聞いて、

それに対する分析をする。

 

その会議の中で、わしが何かあれば必ず「女性の敵」とか、

悪人に仕立てられるのはもうしょうがないだろうという結論に

至った。

人がわしに持ってしまった「偏見」は、もうぬぐえない。

自分の考えを、一旦、相対化して、相手の言動をよく調べて、

自分に誤りがないかどうか考えてみるという行為なんか人には

出来ない。

 

「プライドと偏見」について考察すると、誰もが自分が正しいと

思っており、論破されても、認めるよりは、「意固地なプライド」

を優先する。

「騎士道的なプライド」は良いものだが、「意固地なプライド」は

成長を阻害する。

 

人の成長には苦痛が伴うが、苦痛の原因は意固地なプライドで

しかなく、そんなものは捨てればいいだけなのに、人はそれを

捨てる勇気を持たない。

意固地なプライドを破壊するのは、人にとっては存在理由の

崩壊にも繋がりかねないものであり、年をとってからそれを

やれる勇気は持たない人の方が多い。

 

自己の存在理由があやふやな人は圧倒的に多いから、意固地な

プライドは捨てられない。

意固地なプライドを持つ人が自己正当化のために誰かに「偏見」

を持った場合は、もうその「偏見」は消えない。

「プライドと偏見」が硬く結びついて、その人の存在理由と

なっているからだ。

意固地なプライドに執着する人は、自分で墓穴を掘っている

だけなので、気の毒な人だ。

憐れんであげよう。それしかない。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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