ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2016.4.30 02:06メディア

女性専用車両の議論


録画したドラマを見て、テレビのスイッチを切る前に、

一瞬「朝ナマ」が映った。

女性論客だけ集めて議論していた。

不思議な光景だと思った。

女性専用車両は痴漢対策である。

女性は男性がいない空間を作って議論しなければならない

理由があるのだろうか?

 

痴漢の代わりに女性の言論を妨害する男がいるから、女性は

女性だけで集まって議論する必要があるということか?

男がいるだけで、女性は自由な議論をしていないということか?

 

逆に男性論客のみを集めて議論しなければならない理由など

あるだろうか?

議論する上で、女性が邪魔になることなどあるだろうか?

猥談ならいざ知らず、公のために議論するなら、男としては

女性は絶対必要だと、わしは思う。

女はそう思わないらしい。

男を排除して議論した方が公のためになると思うらしい。

 

それとも女性は被差別者だから、支配層である男から隔離して、

話を聞いてみなければならないということか?

 

例え、女性の地位を上げるための議論だとしても、社会は

男と女で成り立っている。

社会を変えるなら、男女が協力しなければならないと、

わしは思うが違うのだろうか?

 

女性は絶対弱者であり、男には女性を理解できないと、強烈に

決めつけている女性もいるが、いくらわしが女性のために男と

戦っていても、信じてくれるわけではない。

むしろ、わしを偏見のみで見て、悪意をぶつけて来る。

 

わしが男尊女卑と戦うのは、別に女性にゴマするためではない。

日本という国家のため、子々孫々のためである。

 

女性は痴漢を怖がるか弱い存在だから、言論の場も専用車両が

要ると言うのなら、女性の地位向上のためにも、日本の未来を

救うためにも、道のりはまだまだ遠いと言うしかない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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