ゴー宣ネット道場

BLOGブログ
高森明勅
2016.6.6 06:30

切通師範の感想が楽しみ

6月のゴー宣道場が終わった。

今回は応募者が比較的少なかったと聞いたので、
「見てろ〜、
応募しなかった連中を後悔させる位の面白い道場に
してやる!」
と邪悪な気持ちで臨んだ。

全体で3時間半近くという、決して短い時間ではなかったはずなのに、
テンポよく議論が運んで、あっという間だった。

参加された皆さんはどう感じられただろうか。

言論の自由という一見、
高尚で一般の人々には縁が遠そうなテーマが、
いかに切実で、
誰にも身近な問題かーという点を入り口に、
国際問題から子供の躾まで、硬軟取り混ぜて、多彩な論点で思考を
深める時間になったと思う。

終始、笑いも絶えなかった。

近頃では一番「笑えた」道場だったかも。

私の発言については、些か粗削りだったり、
舌足らずな部分も
あったのではないか、と反省している。

どうかご容赦戴きたい。

何しろ、その場の議論の流れに触発されて、自分でも事前には
意識していなかったような意見が、
口から自然に出て来るのだ。

アカデミズムの討議では先ずあり得ないことだし、
あっても概ね
望ましいことではない。

しかし、思想的な議論では違う。

むしろ、それが道場の魅力の1つだろう(って言い訳か?)。

小林よしのり氏一流の造語である「潔癖王国」への批判も、
討議の中では明示的ではなくても、一貫して存分に取り上げられた。

アンケートを見ると、参加者の中にはそのことに気付かなかった人も
いたようだ。

動画がアップされたら、その点に注意しながらご覧戴くと、
新しい発見があるかも知れない。

第2部の冒頭に「信念の書店主」清水克衛氏に発言して戴いたのも、
良かった。

ただ質問を受け付ける時間が余り取れず、
挙手されていた方々には
申し訳なかった。

我々の議論が“勝手に”膨らんだ為にやむを得なかった。

最後の「熟議」を巡る質問は、次回の道場のテーマにしっかり繋がり、
お蔭で発展性のある締め括りになった。

いつも以上にスリリングかつ楽しい回になったのではないか。

私の「邪悪な」気持ちもすっかり晴れた。

次回は、テーマの民主制(民主主義)を深く論じるに相応しいゲスト
をお招きし、
今回欠席の切通師範も勿論、参加。

ますます盛り上がるはずだ。

乞うご期待。

それにしても、切通師範は今回の道場をどうご覧になっただろうか。

感想をブログで拝見するのが楽しみだ。

或いはこのブログがアップされる頃には既に挙がっているかも
知れ
ないが。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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