ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2016.6.21 04:01日々の出来事

読者のコメントに感心して


一般の人の意見にハッとする時があります。

月白さんは、こう書いています。

「舛添都知事は社会的に殺されてしまいました。
テレビで見ているとただのイジメにしか見えませんでした。」
「何とも恐ろしい世の中になってしまったなと、
ため息しか出ません。」

人々が群集心理で一方向に暴走し始めたとき、そう感じる
ことが出来る人がいるのは救いです。

『民主主義という病い』は「主権者」と思い込んだ一人一人が、
「個人」を喪失して、群集に埋没してしまう恐ろしさですね。

もはや舛添要一は人格を否定されている。

人間として否定されている。

存在を否定されている。

家族で心中せよと群衆が言っている。

 

「今は師範の方々のおかげで幸運にも自分はバッシング
する側に回っていませんが、ひょっとしたらちょっとした
ボタンのかけ間違いでバッシングする側に回っていたかも
しれないと考えると恐ろしいです。」

この自分自身に対する客観性は大事ですよね。

舛添がセコいのは間違いないのだから、実例を見ると呆れて
批判したくなるんです。

わしだって「つるセコ」ぶりをからかっていました。

だがそれが群集心理になると、引いて見なければならない。

暴走し始めると警告しなければならない。

止めるのは大概、不可能ですけどね。

それでも気づく人を増やす努力はした方がいい。

 

「もくれんさんのライジングの記事もブログの方も大変勉強
させて頂いています。あんなに詳細にデータを集めて
書いたら相当に時間がかかったでしょうに頭が下がります。」

他人の努力に対する想像力が働かない人が増えています。

えらそうな物言いで、破たんした「私論」を述べるネット民が
増えすぎています。

自分で勉強して、自分で考えて、しかも他人に分かりやすく
伝える文章を書いてくれる者には、敬意を払わなければならない。

それが分かる人がいれば、泉美さんも報われる気がするでしょう。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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