ゴー宣ネット道場

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トッキー
2016.7.4 02:11政治・経済

看板だけの自主防衛論?

本日発売の
SAPIO8月号の特集について、
門弟からの意見を
ご紹介します!


金曜日に定期購読しているSAPIOが届き、
土曜日「ゴー宣」について
楽しく読ませて
いただきました。

一応明日発売なので、感想などは
まだ言わないようにさせて
いただきますが、今週の
SAPIOの特集で、
「今こそ国防軍を創設せよ
 中国『尖閣占領』でも米国は
助けてくれない」
という勇ましいタイトルで、尖閣について
米国が助けてくれない
というのも
その通りかとも思いました。

しかしながら中を空けて内容を確認してみると、
「「自主防衛」否定論の
ファンタジー
 『高森ウィンドウズ』#294」

高森師範から完全論破されていた
武田康裕氏、武藤巧氏の著書からの
軍事費の試算がそのまま引用されていました。

完全自主防衛の場合の総コスト
25兆5319億円のうち
間接経費が21兆3250億円で、
それが番組内で述べられていたように
日米が完全に同盟を解消し、経済関係も
打ち切った場合のコストとして算出される
という間抜けなものですが、姑息なことに
説明としては筋の悪い間接経費を
小さな枠に囲って目立たなくして、
25兆のうち
4兆しか占めていない
直接経費(これも根拠があやしいですが…)
を大きく書いて、
幅を大きく取って
見た目をごまかしていました。
なんか昔朝日とかが作ったあやしい
グラフを踏襲しているような…。

特集全般、中国何するものぞ、
アメリカが同盟関係を切ってからでは遅いと
勇ましく
書いてあるようですが、
この記事が挟まっていることで、
「でも結局お金がかかるよ
ね。
自主防衛をにらみつつ、現実的には
日米安保で行こうよ」と言わんとしている
ようにしか見えません。

その後ろの記事も米軍を追い払って
自主防衛の道を歩み出したフィリピンの
例を
出していました。

記事の締めとしては
「苦しいけどだからといって
外国基地を国内に置いておくわけ
には行かない」という独立国として
当たり前の主張が載せられてはいるのですが、
記事の真ん中の中国に狙われていて
苦しいとか事実上自主防衛にはほど遠いなどの
主張が載っていて、自主防衛は理想だが
やっぱり日米安保があるうちは乗っかって
おいた方がいいんじゃない、
と言っているようでした。

何というか、保守が読むような
勇ましいことどんだけ書いてもいい特集ですら、
「現実的に米軍に頼ろうよ」という
根性がにじみ出てくるようになっているなんて、
どこまで属国根性が丸出しになっているのか
と思ってしまいました。
(KAWAさん)



最初は「ついに自主防衛を
本格的に論じることができるように
なったか!」と思ったのですが、
読んでいくうちに
あれあれあれ~~~~~~・・・と
なってしまいましたねえ。

「米軍撤退後のフィリピンはこんなに大変な
ことになっている」というのも定番のお話ですが、
なぜかこの場合には、日本の国力は
フィリピンよりもずっと強いということを
無視して、あたかも米軍が撤退したら
日本もフィリピンと同じことになるように
印象付けていくのですね。

看板だけでなく、中身も堂々と
自主防衛を論じられるようになるのは
いつのことなのでしょうか?

トッキー

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