ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2016.7.6 13:40政治

介護殺人と家族尊重義務


泉美さんがついに介護殺人の番組を見たか。

泉美さんにぜひ見た方がいいと知らせようと思ってたのだ。

 

すごかったなあ、介護殺人。

わしは、母を殺して8年間も刑務所に入らなければなら

なくなった男が言葉を発するたびに、「わかる、わかるぞ!」、

「なんも悪くない。あんたは何も悪くない。」、

「わしだって殺しただろう。」、

「いや、わしならとっくに介護なんか放り出して逃げたさ。」、

「あんたは真面目すぎる。真面目すぎるんだ!」、

「立派過ぎるんだよ―――!」、

「立派だから親を殺したんだってば―――――!」

と叫んでいた。

 

そしてやっぱり安楽死を許可する法律を作ってほしいと

思った。

自分で自分の首を絞めながら死を切望した妻は、とうとう

愛する夫に「確実に殺してね。」と頼む羽目になった。

夫が殺人者にならねばならぬのだ。

あんまりじゃないか!

安楽死さえ許可されれば、夫は妻を殺した罪の意識に苦しむ

必要などなかったのだ!

 

自民党の憲法草案には、「家族尊重義務」が入っている。

ふざけるな――――――!

現実を見ろ――――――――!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「愛子皇太子の可能性」

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