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高森明勅
2016.8.3 01:00

摂政設置は「大不敬」

相変わらず、憚りもなく摂政の設置を唱える「保守」系知識人たちが
いる。

だから念を押しておく。

ご健康な陛下に対し、摂政設置を主張するのは不敬の極み。

摂政を設置すれば、陛下のご意向に背いて、国事行為は勿論、
全てのご公務と祭祀への関わりを「取り上げる」ことに。

国民との接点も一切、遮断される。

厳粛な責任感と崇高な使命感をお持ちの陛下に、
畏れ多くも「
当事者能力無し!」との烙印を押すに等しい。

到底、許されざる暴挙。

それを承知で摂政設置を主張するなら、
もはや「反逆」と言う他ない。

もし知らないなら、知識人にあるまじき底抜けの無知。

どうか、よく見ておいて欲しい。

世上、どんな屁理屈を構えようと、
摂政の設置を公然と主張する者がいたら、
必ず“反逆者”か、
善意に解釈しても、皇室のごく初歩的な
知識さえ備えていない人物、
と判断すれば良い。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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