ゴー宣ネット道場

BLOGブログ
高森明勅
2016.8.29 01:00

憲法学者、木村草太氏の特別立法批判

『朝日新聞』(8月25日付朝刊)に憲法学者で
首都大学東京教授の木村草太氏の論説が載っている。

こんな内容。

「憲法は生前退位を禁じているわけではなく、皇室典範という法律を
改正すれば足りる。
生前退位のために改憲が必要との主張は誤解だ」

生前退位の制度が政治利用されることは絶対に防がなくては
ならな
い。そのためには、生前退位のための明確な基準や厳格な
手続きを設ける工夫が必要に
なるだろう。とすれば、一代限りの
特別法によって、
現在の天皇陛下だけ生前退位を認めるのは
好ましくない。
明確な基準なしに退位を認めた前例を作れば、
今後、
特例法によって恣意的に退位を強制したり、皇位継承順位を
変えてしまったりする危険を生む。
生前退位を認めるなら、明確な基準と厳格な手続きを確立し、
皇室典範にきちんと書き込むべきだろう」

要するに、典範改正以外に“出口”はなく、かつそれで十分、
ということ。

私が繰り返し述べて来たことだ。

更にこんな指摘も。

今回の天皇陛下のお言葉を聞いて、国民統合の象徴として、
人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うこと』
を大切にしてきたという高い倫理観に、尊敬の念を覚えた。
かし同時に、不安も感じた。
国民の側から、
後代の天皇にそうした高い倫理観を期待するように
なれば、
天皇にとってあまりにも過大な負担となる」

これも注意すべき指摘だ。

この度のお言葉で陛下は、天皇・象徴という存在に対し、
ご自身で極めて高いハードルを設けられた。

それは国民への尊い慈しみによる。

それを勘違いして、「国民の側から」当たり前のように
“要求”
するようになってはならない。

それは、只でさえ巨大なご負担を背負って下さっている天皇に、
更に「
あまりにも過大な負担」を“押し付ける”ことになる。

そんなことでは、やがて
「あれもしてくれ、
これもしてくれて当然」と“増長”する国民も現れ、
中長期的には天皇と国民の関係を不安定にしかねない。

逆に国民は、自らに対してこそ、
高いハードルを課すべきではないか。

陛下から「深い信頼と敬愛」を寄せて戴いているのだから。

____________________________________________________

緊急開催!!


天皇陛下のお気持ちをなぜ叶えないのか?」

平成28年9月11日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

911日(日曜)、「ゴー宣道場」を

緊急開催します。

天皇陛下のお気持ちをなぜ叶えないのか?

政府は皇室典範に手を付けず、「一代限りの特別立法」で

済ませるつもりです。

決死の覚悟で「お言葉」を表明された天皇陛下のお気持ちを

踏みにじることになります。

 

我々は陛下を応援します。

天皇陛下は孤独ではない。

我々は「承詔必謹」だと示しましょう。

 

急な決定なので、師範の都合が合うかどうか心配だったの

ですが、高森氏が「最悪2人だけでもやる」と言い、

笹さんも泉美さんも理作氏も即決OKでした。

 

一般参加者を募集しますが、例え少人数になっても我々は

開催します。

設営隊の諸君は何名集まるか?

ただちに確認してください。

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成28年8/31(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

次回の開催予定

第92回

第92回 令和2年 10/11 SUN
14:00

テーマ: 「『コロナ論』が炙り出したもの」

INFORMATIONお知らせ