ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2016.11.20 00:54芸能など

山田太一の「五年目のひとり」に感動


山田太一はわしが長年注目し続けている作家だ。

昨夜「五年目のひとり」を見たが、俳優が全員上手くて、

素晴らしかった。

 

津波というものは、日常の中に突然、圧倒的な大量死を

もたらす。

妻も子供も親戚も友人もすべて失った男というのは、

確かにあり得るし、わしなら立ち直れるかどうか分からない。

 

だが、そんな男の立ち直りのきっかけを与えるのが、

娘と、うり二つの一人の少女というのが、メルヘンだな。

山田太一はリアリズムを描いているようで、実はメルヘンを

描いている。

 

クリント・イーストウッドもそうだが、歳をとると筋書きが

シンプルになっていくが、その分、重さが伝わる。

構成を複雑にしようとするのは若気の至りなのだろうか?

作り手の立場から色々考えてしまうドラマだった。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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