ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2016.11.27 01:30日々の出来事

パナマ文書のスケープゴート


7時のNHKニュースで、パナマ文書に700名以上の

日本人の名前が載っていたと報道していた。

今夜、NHKスペシャルでパナマ文書の番組があるようだ。

 

その中に、小室哲哉と「キャンディキャンディ」の

いがらしゆみこの名前があったという。

気の毒だなあと思う。

いがらしゆみこは本人の筆跡とは違うらしい。

だれかが他人の名前を使って、ペーパーカンパニーを作って、

脱税していたのではないか?

 

小室哲哉は悪意のある人間ではない。

人に騙されるタイプの人間だし、浪費しすぎて今では大して

資産がないだろう。

しかも妻・KEIKOさんの看病もあるのではないか?

 

結局、有名人はスケープゴートにされるのだ。

この二人の名前しか出さない報道は、不快な気分になる。

 

パナマ文書に載っている、他の人物や会社の中には、もっと

意図的に悪意で資産隠しをしている者もいるだろう。

国税庁はそういう者に目を向けなければならない。

 

さらに言うなら、税金逃れを堂々とやっているのは、

多国籍企業ではないか。

グローバリズムを容認する政府は、愛国心のない多国籍企業を

優遇する政策を取っている。

 

グローバリズムによる富の海外流出は、計り知れず、その犠牲は

国民に強いられているのだ。

だが国民は気づかない。

自分の首を絞める政治家を選挙で選んでいる。

民主主義はそういう愚かな制度なのだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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