ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2016.11.28 01:00

ご公務を減らせない理由

天皇陛下のご譲位を巡る議論でよく出てくるのが、
ご公務を減らしてご負担を軽くして差し上げるべし、という意見。

陛下はただ「祈り」だけに専念して下されば良い、と。

今回の有識者会議の“看板”自体もその路線。

しかし陛下ご自身が、
既に8月8日のお言葉でそれを
拒絶されている。

何故ご公務を減らせないのか。

実際に長年、皇室祭祀に奉仕して来られた元掌典補の
三木(そうぎ)善明氏が、
以下のように述べておられる。

天皇の最も大事なお仕事は祈りです。
ある意味では、
今上陛下のおつとめのあらゆるもののなかに、
祈りがある。
たとえば被災地に行かれる、戦争の跡を訪ねられる、
こうした公務も、今上陛下にとって祈りのひとつの形なのだと
思うからです。
私がこうした思いを強くしたのは、平成7年、阪神淡路大震災の
ときでした。
天皇・
皇后両陛下がバスなどで神戸に行かれて、
被災地でいろいろな人たちと時間が許す限り、
膝をついて語りかけ、激励された。
そして皇后陛下がバスの窓から手話で『がんばってください』
励まされた姿を拝見して、これが皇室の祈りの姿なのか、
と深く感動したのを覚えています。両陛下はこうした『祈り』
を貫かれてきた。
だから減らせない。
それにふさわしい形を崩すこともしてはならない。
今上陛下はそう考えておられるのではないでしょうか」

見事に核心を衝いた指摘だ。

祈りとご公務が別々にあるのではない。

どちらを大事にするかでもない。

ご公務の一つ一つにも陛下の祈りが貫かれている。

だから減らせない。

そこを見逃してはなるまい。

__________________________

「天皇制と女性の活躍」

平成28年12月11日(日)午後1時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

次回1211日(日曜)の「第60回ゴー宣道場」のテーマは、

『天皇制と女性の活躍』とします。

 

安倍政権はアベノミクスの重要な柱として「女性活躍社会」

掲げていますが、一方で「天皇は男系男子でなければならない」

と主張しています。

天皇は国の象徴ですから、「国の象徴は男系男子しかならぬ」
いうのは、「女性活躍社会」という目標からは、あまりにも遠い。

そもそも論理のつじつまが合わない。

かつて810代の女性天皇があったにも関わらず、なんと

「男系女子の愛子さま」を皇太子殿下にすることすら反対して

いるのですから、恐るべき男尊女卑です。

 

時代が大きく変化していく中で、今後、天皇制や女性の活躍は

どうあるべきか、12月は国際情勢にも通じておられる論客、

三浦瑠麗さんをお呼びして、議論をしたいと思います。

 

三浦瑠麗といえば、あの「朝ナマ」の「上から目線」の態度が、

反発を招く向きもあったのですが、その必殺技が竹田恒泰に

対しては効果抜群だったので、わしの読者の評価が逆転して

しまいました。

 

「ゴー宣道場」の門弟女性の中には、男性優位、女性蔑視の

日本社会に激しく憤りを感じている女性も多いようです。

時代に取り残された劣化保守の男どもに屈従する「名誉男性」

としての女性は「ゴー宣道場」にはいません。

だからと言って、フェミニズムで性差を消滅させるような妄想

に捉われた女性もいません。

 

自らをリベラルと規定するインテリ三浦瑠麗さんを前にして、

参加する女性の皆さんはどんな反応を示すのか?

普段、門弟女性の生活のリアリティーの前に影が薄い男性陣が、

さらにコンプレックスを募らせてしまわないか、わしとしては

心配だが、面白そうな予感もします。

 

応募締め切りは1130日(水曜)です。

『天皇制と女性の活躍』をテーマに、大いに議論

しましょう。

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

申し込みフォーム

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成28年11/30(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ


高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

次回の開催予定

第95回

第95回 令和3年 2/14 SUN
14:00

テーマ: 「コロナ禍と女性の地位向上」

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