ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2016.12.23 08:37日々の出来事

元旦深夜の「朝ナマ」に井上達夫氏が出る件


昨日の午後から今日の夕方までかかって、わしは井上達夫氏

との『ザ・議論!』(毎日新聞出版)を読んでいた。

読んだ理由は、元旦の「朝まで生テレビ」に井上氏が出演する

ことが決まったからである。

わしはなんでもすぐ忘れるので、再読しておかねばならない。

 

やっぱりこの本、熟読すると時間がかかるし、一般人には

難しいのかもしれない。

だが一昔前の若者なら、このくらいの内容は少し背伸びして

でも読めていたのである。

特にわしが井上氏の聞き役ともなっているので、そのぶんは

分かりやすいはずだ。

 

かつては浅田彰の「構造と力」なんて本がベストセラーに

なってたくらい、若者は背伸びして本を読むくらいのパワーが

あった。

だが今はネットの普及でツイッターの文字数くらいしか

読めなくなってきた。実に悲しいことだ。

 

あらためて『ザ・議論!』を読み返してみると、いやあ

実に面白かった。

「あとがき」で井上氏が書いているように、議論で受けた

刺激が、さらにわしの頭脳を回転させていく感覚なのだ。

 

本来なら井上氏を「ゴー宣道場」に呼びたいのだ。

だが、「生前退位」の問題が佳境になって、どうしても今は

「ゴー宣道場」を、このために使わなければならない。

 

212日は政治家をゲストに呼ぶかもしれないし、高森氏の

希望で、3月もこの問題で開催するかもしれない。

4月は福岡開催になるので、なかなか他の議論をする余裕がない。

 

「朝ナマ」に井上氏を呼んでくれるなら助かるのだが、

問題は井上氏がストレスを感じないかどうかだ。

『ザ・議論!』のようにはやれないと思うのだが、果たして

どうなるか?

紅白のあとに興味が沸いたら見てみてくれ。

 

同じリベラルを自称する三浦瑠麗氏との差異があるのかどうか、

確認するのも面白いかもしれない。

奇妙なことに「徴兵制」では、井上氏と三浦氏とわしは全員、

拒否反応がないのである。

ただし、「グローバリズム」については、井上氏とわしは

否定的で、三浦氏が肯定的なようだ。

「天皇制」では、わしだけが肯定的であり、井上氏は廃止、

三浦氏は妥協的だろう。

田原氏がそこを突いてくれると面白くなるかもしれない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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