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小林よしのり
2017.1.26 05:30日々の出来事

細野豪志議員の質問が実に凄かった!


細野豪志議員の質問を聞いたが、凄かった!

ここまでやるとは思わなかった。

 

しょっぱなから天皇退位問題を持ち出したが、

「象徴天皇とは何か?」という核心から議論し出した。

 

八木秀次が言った「天皇は存在することに最大の意義がある。

お言葉は存在より機能を重視しているから、皇位の安定性を

脅かす」と言ったこと、これに安倍首相が影響を受けている

のか否かは重要である。

なんと八木は天皇陛下の「お言葉」の内容を、88日以前に

官邸から聞いていたと言っているらしい。

官邸は八木秀次に洗脳されている可能性が高い。

細野氏は八木秀次の参考人招致まで求めた。

 

そして細野氏は政府の有識者会議の異常性・偏向性を指摘し、

「天皇の人権をどう考えるか?」を追及した。

これについて安倍晋三はあやふやで明確には答えない。

 

大石眞という京都大学の保守派の憲法学者は、安保法制で

政府を擁護したらしいが、天皇の「一代限りの特例法」に

関しては憲法違反の疑いがあると言っている。

そこを細野氏は突き、「一点の曇りもない皇位継承で

なければならない」と主張した。見事だ!

 

気になったのは、安倍首相が「天皇のお言葉を立法府で使って

はならない」と言ったことだ。

「戦前の失敗の教訓」というようなことを言っていた。

これっておかしくないか?

お言葉は政府の承認で発せられたものなのに、なんで立法府で

天皇の「お言葉」を持ち出されるのを恐れているのか?

「戦前の教訓」なんて理屈は、「反天皇」の左翼の見解だろう。

安倍晋三の歴史観は左翼である!

 

さらに細野氏は、旧宮家の復活について質問し、安倍首相から

それは「一つの選択肢」であること、「対象者が全員拒否する

こともあり得る」という答弁を引き出した。

 

細野氏が、女性宮家の創設だけは、今やっておかねばならない

と最後に強調したことも万全だった。

 

細野豪志、やっぱり凄かった。

本気だから言葉に魂が入っている。

つくづく感心した。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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