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高森明勅
2017.2.2 01:00

民進党の「論点整理」から(2)

改めて民進党の「論点整理」の中身の一部をしよう。

第2の2から。

「本来、天皇陛下という御存在には、聖と俗、両方にまたがる
両義性が備わっていると考えられることから、
世俗の法律の体系の中で
象徴としてのあり方をすべて規定すること
には限界があると思われる」

「ただし、憲法上の天皇の位置づけに鑑み、象徴天皇のあり方と
制度については、本来は、
一般行政事務に携わる内閣が、この度の
ようなおことばを待つことなく、
その検討と整備を進めるべきで
あった。
ところが、
その時宜を逸したために、止むにやまれぬお気持ちから、
異例といえるビデオメッセージという形で、陛下が直接国民におことば
を伝えざるを得なくなるまでに至ったと
いう事実については、
政権の不作為と怠慢は弁解の余地がない」

全く正論であり、実に的を射た批判だ。

有識者会議の“コピペ”レポートとは、
そもそもの着眼点と格調が違う。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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