ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2017.2.3 23:38政治

日本史上最大の朝貢外交


わしは安倍政権の感覚がまったく分からない。

「日米成長雇用イニシアチブ」と題して、トランプ大統領

との首脳会談で、日本からの巨額の貢物をするというのだ。

 

アメリカのインフラ投資のために、51兆円も投資し、

70万人の雇用を創出するという。

日本の公的年金を使われる可能性もあるという。

日本史上最大の「朝貢外交」である。

 

トランプが「米国第一」と主張したら、日本も「日本第一」

と主張するべきなのに、ものすごい従米ポチ外交で、

アメリカに貢献したがっている。

そこまで媚びを売らなきゃならんのか?

日本人として死ぬほど恥ずかしい。

 

日本の首相なら、「日本第一」で、日本国内にインフラ投資

して、雇用の質を上げるべきじゃないのか?

非正規社員4割を正社員になれるようにして、正社員の

賃金も上げて、個人消費が増えるようにして、6人に1人の

貧困にあえぐ子供を救うべきなんじゃないのか?

 

なんでアメリカの雇用を増やすことには、こんなに巨額の

カネを投資して、スピーディに対処できるんだ?

完全に「米国第一、日本第二かそれ以下」の政策ではないか!

 

トランプのツイッターによる指先ひとつで、トヨタが震え

上がって、アメリカの雇用を増やすと言い、トヨタは

「米国メーカーの一つ」とまで言い出した。

安倍政権は、日本も「米国属州の一つ」と言いたいのだろうか?

 

安倍晋三がトランプ大統領とゴルフをして、忠犬ぶりを発揮

すると知り、日本のメディアはそれを喜ばしいことと報道

している。

日本の首相が、米国のゴルフ場で、忠犬ポチ公になって、

米国大統領のケツをなめながら、きゃんきゃん吠えるのが、

そんなに嬉しいか?

 

分からん。安倍政権の感覚が全然分からんし、

こんなポチ政権を支持する日本人の気持ちも全然分からない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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