ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2017.2.19 04:39日々の出来事

プレミアムフライデーは庶民感覚ではない


224日から毎月最終金曜日は15時で社員は仕事を

切り上げる「プレミアムフライデー」になるらしい。

これで余暇が出来た人々の個人消費が増えるというのだ。

 

時間ができればカネを使える人は嬉しいだろう。

高給取りの個人消費は上向くかもしれない。

 

だが普通に考えれば、時間があっても、カネがなければ

モノは買えない。

旅行なんてもってのほか。

 

15時で仕事をやめる分、給料を減らされたら、むしろ

困る人もいるわけで、早めに帰宅したら、妻から

「もっと働いて稼ぎを持って来い」と叱られる夫もいる

のではないか?

 

どうせマスコミがスポンサーの顔色うかがって、

「プレミアムフライデー」を謳歌して、消費する客の

様子を流すだろう。

一時的にはそれで個人消費が増えたような錯覚を持た

せるのだろうが、しょせんは賃金・給料が増えなきゃ

消費できるわけがない。

 

ただでさえ実質賃金は減っているのに、

「プレミアムフライデー」だから無駄づかいしようと

思うわけもないし、誰もが将来不安で貯金に励んで

いるのだから、意味のない政策ではないか?

 

もっと働いて、もっと貯金したいのに、働くことが悪

のように操作するマスコミ報道は庶民感覚からズレすぎ

ている。

マスコミで働く者たちが高給取りだから、庶民のことは

分からないのだ。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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テーマ: 「『コロナ論』が炙り出したもの」

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