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小林よしのり
2017.2.27 08:35政治

所功氏を民進党が呼んだのは無意味


民進党の全議員を対象にした天皇退位問題で、所功氏を

呼んだらしいが、疑問である。

 

所氏は「時間がないから特例法も可」とする人物だ。

これは自民党の手口にノセられる危険性がある。

 

今の時点で所氏を呼ぶと、民進党が特例法で妥協する

余地があるのかと疑われる。

 

平成30年を目安と言っても、来年、天皇が崩御する

わけでもないのに、皇位の安定的継承が保証されぬ

ままに、退位だけさせられても、陛下は満足されまい。

 

皇位継承の安定性確保のための議論を続ける「約束」、

「保証」を取り付ける方法が果たしてあるのか?

罰則規定もないのに、「付則」でそれを保障しても、

自民党は無視すればいいだけだ。

 

所功氏は、その責任を取れるのだろうか?

国民も「ともかく退位できて良かった」と安心して

しまったら、何にもならない。

 

この機を逃したら、次の機会が訪れるかどうかも

分からないのに、「時間がかかる」というデマを信じて、

特例法で妥協したら、男系固執アナクロ逆賊の思う壺だ。

 

所功氏は民進党の断固「典範改正」という方針を

揺るがす危険性がある。

民進党が、今になって所功氏を呼ぶのは無意味だ。

民進党全員の議員の前に呼ぶのは、高森明勅にしなさい。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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