ゴー宣ネット道場

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トッキー
2017.3.4 04:05

天皇皇后両陛下ベトナム語訪問に寄せて

『天皇論 平成29年』
を読むと、ニュースの見え方が
全く違ってくる。
そう感じさせる、
門弟の投稿をご紹介します!


今、天皇皇后両陛下はベトナムを
公式訪問しておられ、6日に帰国される
とのこと。このご高齢で、
一週間にもわたり気候風土も全く違う
国への旅をなさっている—その記事が
昨日の信毎(信濃毎日新聞)にも
大きく載りました。

1面の題名が

【両陛下、苦難「察します」
 —ベトナム元日本兵家族と面会】

終戦後、現地に一時残り、フランスからの
ベトナム独立運動に加わった
元日本兵が約600名もいたとのこと。
現地に残した妻子(連れ帰れない状況が
あったそうです)のその後の苦難は
知られていませんが、陛下は忘れては
おられず、そのねぎらいの
言葉と様子が報じられていました。

「本当に感激した」
「生まれ変わったように感じる」
—かなり時間をオーバーしての
丁寧な面会はそれまでの苦労の
万感の思いを癒し慰める
あたたかなものだったことは、
その写真が、双方の視線が物語っていました。

別のページでの記事は

【ドクさん、「うれしく、光栄」
—両陛下と喜びの対面—】

でした。ベトナム戦争時、米国が
大量に撒いた枯葉剤の影響は、
生まれてくる多くの子供達にも及び、
「ベトちゃんドクちゃん」は
下肢から上が二体の結合双生児でした。
日本で分離手術をしたことを
覚えておられる方も多いと思います。

ドクさんご家族の姿は、
アメリカがしでかしたこと、
日本がしたこと、懸命に生きてきた命、
出会い、家族、・・・それらを
一気に照らし出すものだと思います。 
その「ドクちゃん」もすでに36歳、
家庭を持ち2人のお子さんに
恵まれているとのこと。

「どうぞお元気でいらしてください」
(天皇陛下)、
「ご家族一緒にお元気でね」
(皇后陛下)の言葉に、
「うれしく、光栄だ。これからも
日本、ベトナムの関係(強化)のために
頑張りたい」(ドクさん)とのことでした。

こちらも写真はすべてを語ります。
陛下の丸い背中、
感激の笑顔のドクさん夫妻、
三人の手がしっかり結ばれています。

昨年夏のお言葉を発せられて後も、
こうして海外へも心を込めて
「祈り・ねぎらい・慰め・・・」
の旅をご高齢をおしてなさっていること。
そしてそれによってどんなに癒され
「生まれ変わったような」とまで
受け止められていることでしょうか。

それは今を生きている人々だけでない、
数えきれないほどの「霊」にむけても
同じ御心で臨んでおられることは明らかです。

一般社会の喧騒の中では忘れ去れたり、
気付かれないままでいたりする人々、
出来事、物事、・・・そこまでも
シラスのがそのご存在だということを
自然にかつ自覚的に成しておられることに、
改めて底知れない深さ・文字通りの
意味も含めての≪有難さ≫を感じます。



こうして天皇陛下の有難さを
実感すればするほど、その
天皇陛下を戴く資格が
今の日本人にあるのかという
『天皇論 平成29年』の問いが
重く心にのしかかってきます・・・。
トッキー

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