本日は3月11日、
東日本大震災から6年になります。
震災5日後の3月16日、
天皇陛下のビデオメッセージが
発表され、当時はこれが
「平成の玉音放送」と呼ばれました。
その最後に陛下はこうおっしゃっています。
被災者のこれからの苦難の日々を,
私たち皆が,様々な形で少しでも
多く分かち合っていくことが
大切であろうと思います。
被災した人々が決して希望を捨てることなく,
身体からだを大切に明日からの日々を
生き抜いてくれるよう,
また,国民一人びとりが,
被災した各地域の上にこれからも
長く心を寄せ,被災者と共にそれぞれの
地域の復興の道のりを見守り続けて
いくことを心より願っています。
6年経ってもこの言葉の重みは
全く変わっていないと実感します。
常に国民のことを思い続けて下さる
天皇陛下の有難さは、誰もが無意識のうちにも
感じていることだと思いますが、
その天皇陛下を蔑ろにしている
「自称愛国者」がいて、このままでは
将来天皇がいなくなるかもしれない
危機にあるということが
まだ一般認識にはなっていないことに、
もどかしさを感じます。
『天皇論 平成29年』を、
一人でも多くの人に読んでもらいたいと、
心から願います!!