ゴー宣ネット道場

BLOGブログ
笹幸恵
2017.5.10 15:41

熟読してみた

衆院予算委員会での安倍首相の

「読売新聞を熟読せよ」発言。

我が家はどういうわけか読売新聞を

取っているので、3日の憲法記念日に

1面2面を飾った記事を読んだ。

 

遅ればせながら紹介します。

 

インタビュー形式なのだけど、

具体的に書いてあることといえば、

9条1項2項を残したまま自衛隊の記述を加えること、

2020年の東京オリンピックの年に

新たな憲法の施行を目指すこと。

この2点のみ。

さらに維新の会の教育無償化の話に理解を示している。

 

以下、2020年を目指す理由について抜粋。

 

「かつて日本は1964年の東京五輪を目指して、

新幹線、首都高速、ゴミのない美しい街並みなど、

大きく生まれ変わった。私は当時10歳だったが、

世界の強豪と肩を並べて活躍する日本選手の姿を見て、

「やればできる」という大きな自信を持った。

(五輪は)先進国へ急成長していく原動力となった。

2020年も、今、日本人にとって共通の目標の年だ。

例えば、政府は20年に指導的役割の3割以上を

女性にする、という野心的な目標も掲げている。

20年を新しい憲法が施行される年にしたい」

 

1964年の東京五輪は確かに日本の急成長の原動力に

なったとは思うけど、それは主にインフラ整備という

経済的側面が大きかったわけで、前提となる高度経済成長期と

先進国の一員という国民の高揚感とが相まって

「大きく生まれ変わった」のだろう。

いま、日本に大きく変わる余地などあるのだろうか。

しかも憲法改正というきわめて国内的な課題は、五輪とは何の関係もない。

期限をとりあえず定めることは議論活性化の一つの方法だとは思うけど、

期限の理由が五輪ってちょっと腑に落ちない。

しかもそのために付け焼刃になったら本末転倒だ。

 

「私の世代が何をなし得るかと考えれば、

自衛隊を合憲化することが使命ではないかと思う」

 

安倍首相は格好良くこうも言っているんだけど、期限ありきで

改正しやすくするために9条1項2項を維持するというなら、

たとえ自衛隊を憲法に明記したとしても、

彼らを愚弄している以外の何モノでもない。

 

2020年以降も、日本という国はあるのではないですか。

こんな形で改正したら、これから先、自衛隊はずっと

「戦力」として位置づけられなくなるのではないですか。

東京五輪もいいけど、もう少し長期的大局的視野で見てほしい。

少なくとも私は、2020年が節目の年だとか、

日本が大きく変わる年だとか、微塵も感じていない。

 

しかもインタビュー後半、こんなやりとりが。

――天皇制と憲法についてどう考えるか。

「自民党で今、議論すべき課題であるとは

誰もとらえていないと思う」

 

何なの、このあっさり感、突き放し感は。

しかも自分が問われているのに、

自民党の話にすり替えているし。

特例法について言及があってもいいでしょうに。

憲法改正するなら、天皇退位のための皇室典範改正を

意地でもしない理由をぜひ話してくれ!
というか、首相なら、立憲君主制である我が国としての
スタンスくらい、話してくれ!

というわけで、熟読したところ、具体的な中身は
なーーんもなく、ただ「2020年!」「自衛隊合憲化!」
と言っているだけでございます。
 

次回道場は「公の為に」、

憲法改正の話もテーマの一つになるのでは

ないでしょうか。

 

ちなみに開催時間が14時に変更になっていますので、

皆さん間違えないでね。

 


「公の為に~生前退位と共謀罪~」

平成29年6月11日(日)午後2時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

6月11日開催「ゴー宣道場」
『公の為に~生前退位と共謀罪~』と題して
テレビではできない深い議論を行なう。
ゲストに民進党馬淵澄夫議員山尾志桜里議員
迎えて開催する。

世間ではいまだに民進党を馬鹿にしておけばいいとしか
思ってない短絡脳の者ばかりだが、安倍政権・自民党の
知性ゼロの政治家群に比べて、民進党には良質な政治家が
着実に地力をつけてきている。

特に「生前退位」と「共謀罪」に関しては、自民党との
差が歴然としているので、馬淵・山尾両議員との議論は、
「公の為に」戦う者の気概を見せてくれるだろう。

応募の締め切りは5月31日(水曜)だ。
熱く、熱く、語り合おう!

当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

申し込みフォーム

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ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

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reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成29年5/31(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ


笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

次回の開催予定

第92回

第92回 令和2年 10/11 SUN
14:00

テーマ: 「『コロナ論』が炙り出したもの」

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