ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2017.6.5 04:11日々の出来事

「特例法」で良かったのか?


わしは未だに皇室典範改正で突っ張るべきだったんじゃないか

という疑念が晴れない。

「朝ナマ」で特例法の意味をいくら説明しても、誰にも伝わら

なくて焦る。

今日の東京新聞にも、『「一代限り」先例にも』と載っている。

「一代限りの先例」というのは、一体何なのだ?

しかも女性宮家創設の議論は「特例法の施行後」から始める

となっている。

つまり、眞子さまのご結婚後ということだ。

こんな馬鹿な話はない。

 

小沢一郎氏の自由党は、「我々は当初から皇室典範の改正を

主張してきた。付帯決議案に『女性宮家』との文言が入ったが、

何の法的効果も持たない」として、特例法の採決を棄権して

くれた。

わしは感謝している。

 

民進党の枝野幸男氏も「退位を実現するなら皇室典範の改正が

筋で、特例法では制度の恒久化はできない」として、棄権した。

 

石破茂氏も、「皇室典範を改正すべき」で棄権。

 

なんと上西小百合議員が「天皇陛下のお気持ちを斟酌すると、

恒久法でなければいけないのではないかと考えた。また、

付帯決議についても、『女性宮家』創設の検討期限が明確に

示されておらず、反対に至った」として、特例法に反対した。

この人は「維新の会」でも問題児あつかいのようだが、案外、

自分の頭で考えだした議員なのではないか?

共謀罪にも反対しているし、見直した。

 

基本的に民進党の活躍は認めているが、もう一つの道も

あったのではないかという疑念は、今も残っている。

11日(日曜)の「ゴー宣道場」では、あえてわしが異議を

呈すべきかもしれない。

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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