ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2017.6.25 05:29

ゴー宣道場と「運動」

天皇陛下のご譲位を巡る昨年以来の経緯の中で、
ゴー宣道場は運動団体になったのか」とか、
運動団体になるべきだ」といった受け止め方もあるようだ。

勿論、“運動”をどう定義するかにもよる。

しかし、これまで何度か、それなりに深く運動に関わって来た
私自身の体験から言えば、
ゴー宣道場は運動団体になったり
していないし、
なるべきでもないし、そもそもなれっこないだろう。

私自身は運動というものは、場合によっては必要だと考えている。
また実際に、大切な成果を生み出した例をいくつも知っている。
例えば近頃、ご譲位に伴う平成から次の元号への改元について、
メディアでも様々に取り上げられている。
しかし、
元号法制化運動によって昭和54年に元号法が
成立していなければ
、昭和から平成への改元もあり得なかったはずだ。

ゴー宣道場の参加者が、
それぞれ各自の判断と責任で運動を始めたり、
協力したりということは、当然あり得るし、既に何らかの形で運動に
コミットしている場合もあるかも知れない

それは当たり前ながら全く自由。

怠け者の私も、必要と思えば運動に取り組む場合があるだろう。

でも、道場そのものが運動団体になることは考えにくい。
もっとも、道場が「保守」
の劣化に抗して
言論を展開していること自体が運動だというなら、
そのことまで否定するつもりはないが。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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