ゴー宣ネット道場

BLOGブログ
笹幸恵
2017.6.28 16:14

読売「憲法考」

読売新聞では最近、断続的に「憲法考」と題して

様々な人の憲法改正に関するインタビュー記事が載る。

6月26日、27日は連続して

自民党副総裁の高村正彦氏、

元防衛相の石破茂氏の記事が掲載された。

 

高村氏は、安倍案(9条1・2項を維持した上で

自衛隊の根拠規定を追加する案)について、

「今まで党内で議論された中で最も抑制的なもの」であり、

「実現可能な案を作るという意味で高く評価」しているという。

 

9条2項と自衛隊との整合性をどう取るかという質問に対しては

こう述べている。

「我々は政治家であって学者ではない。

政治家が作らなければいけないのは理論的にベストの案ではなく、

実現可能なベストの案』だ」

 

一見もっともらしい意見だけれども、

この違和感、何なのですかね。

憲法改正を実現することが最優先事項?

どのように改正するかというのは二の次ですか?

国民への理解は置いてけぼり。

少なくとも私は、安倍首相が言っていたオリンピック云々とか

全く関係ないと思っているし、今年の秋までとか、期限を決めて

「実現ありき」で動くべきではないと思っている。

自衛隊をどう憲法に位置付けるか、そっちの議論のほうが重要でしょうよ。

変えりゃあいいってもんじゃないでしょうよ。

それなのに「実現可能なベストの案」と言われても、

少しも響かないし、どう考えても的外れ。

 

さらにバカバカしいコメント。

「9条とは別条項の『9条3項』とするか、

『9条の2』とするかは、法的にあまり違いはない。

ただ、一般国民から見れば、『9条の2』という

新しい条文を作り、9条には一切指を触れない方が、

自衛隊の合憲性をはっきりさせることのみを目的とした

ということが分かりやすいのではないか」

 

そんな小手先のやり方が「分かりやすい」と

本気で思っているなら、あまりにも国民を愚弄している。

 

一方の石破氏は、2012年の自民党憲法改正草案を

土台に議論すべきだとしている。

野党だったから保守色が強いと認めた上で、こう述べる。

 

「今は与党になったから現実的に考えなければいけない」と

いう人がいるが、それには違和感を感じる。

「野党時代に言ったことだ」と言い訳にすれば、

野党の時に作る政策は誰も信じなくなる。

我々は未来永劫、与党でいられるわけではない。

 

その通りだと思います。

また安倍案については、自衛隊の根拠規定をどう書こうと

2項と矛盾するし、2項を空文化させると断言。

「首相の案は、国民が『おかしいよね』と思っていることを

憲法で固定することにならないか」

「『首相が言っているから1項、2項維持でいい』ということは

避けるべきだ」

 

いちいちナットク。

 

こんなエピソードも披露。

「竹下登・元首相は消費税について国民の理解を得るため、

全国で『辻立ち』を実践し、自分の内閣と引き換えに

消費税導入を実現した。自民党が今まで憲法9条改正について

そのような努力をしてきただろうか」

 

どちらが国民に対して誠実か、一目瞭然。

 

何でもかんでも数の力で押し切り、国会での議論さえもないがしろにする

安倍政権のもとで、このままズルズルと「実現ありき」の

国民愚弄改正案を許していいのか!?

8月のゴー宣道場、憲法改正がテーマです。

皆様、奮ってご参加ください!


 

「9条に自衛隊って本気か!?

平成29年8月6日(日)午後2時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

「第65回・ゴー宣道場」のテーマは
9条に自衛隊って本気か!?』とする。

ゲストは法哲学者の井上達夫氏と、

民進党憲法調査会の会長・枝野幸男議員である。

 

安倍首相は今年の秋までに憲法改正案を憲法調査会に
提出
するそうである。

ものすごく急いでいるが、「本気か!?」

 

しかもその改正案が、憲法9条の1項・2項をそのまま残し、

2項か3項に自衛隊の存在を明記するらしい。

あり得ないと思うが、「本気か!?」

 

「ゴー宣道場」では、憲法改正について、どのように
考える
べきなのか?

日本の安保体制はどうあるべきなのか?

「安倍一強体制」の問題点と、これを崩すために何が必要か?

などについて、徹底的に議論したい。

 

9条削除論」を唱えるリベラルの権威・井上達夫氏と、

民進党の中で最もロジカルな枝野議員を迎えて、

86日の「ゴー宣道場」は無駄のない本物の議論を行なう。

 

参加申し込みの締め切りは726日(水曜)である。

奮って応募してくれ!


当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
入力必須項目にご記入の上、お申し込み下さい絵文字:重要絵文字:メール

申し込みフォーム

お申し込み後、記入されたメールアドレス宛に「申し込み確認メール」が届きますので、
ご記入内容に間違いがないか、よくご確認下さい。

※「申し込み確認メール」が届かない方は、以下のような原因が考えられます。

・迷惑メール対策サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている
・着信拒否サービスを利用していて、「ゴー宣道場」からのメールが着信拒否の対象となっている
・ドメイン指定受信を利用していて、「gosen-dojo.com」のドメインが指定されていない
・セキュリティソフトやメールソフトで迷惑メール対策をしていて、 「ゴー宣道場」からのメールが迷惑メールと判定されている

reply@gosen-dojo.com」からのメールを受信できるよう再設定をお願い致します。

「申し込み確認メール」が届かない場合、当選メールも届かない可能性がありますので、
ご注意ください絵文字:重要


申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成29年7/26(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

笹幸恵

昭和49年、神奈川県生まれ。ジャーナリスト。大妻女子大学短期大学部卒業後、出版社の編集記者を経て、平成13年にフリーとなる。国内外の戦争遺跡巡りや、戦場となった地への慰霊巡拝などを続け、大東亜戦争をテーマにした記事や書籍を発表。現在は、戦友会である「全国ソロモン会」常任理事を務める。戦争経験者の講演会を中心とする近現代史研究会(PandA会)主宰。大妻女子大学非常勤講師。國學院大學大学院文学研究科博士前期課程修了(歴史学修士)。著書に『女ひとり玉砕の島を行く』(文藝春秋)、『「白紙召集」で散る-軍属たちのガダルカナル戦記』(新潮社)、『「日本男児」という生き方』(草思社)、『沖縄戦 二十四歳の大隊長』(学研パブリッシング)など。

次回の開催予定

第94回

第94回 令和2年 12/6 SUN
14:00

テーマ: 「コロナ後のリベラル」

INFORMATIONお知らせ