ゴー宣ネット道場

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小林よしのり
2017.7.1 03:56日々の出来事

権力と繋がった者は疑う


二階幹事長がメディア批判をしている。

北朝鮮を批判するときに「きちがい」という差別語を使い、

そこを批判されたのが癪に障ったらしい。

 

もちろん稲田防衛相の自衛隊の政治利用発言をマスコミが

報じていることにもいらだっているのだろう。

まあ、二階幹事長はすでに「ぼけ老人」(差別語)の域に入って

いるから、仕方がないと思う。

 

だが、「きちがい」とか、「ぼけ」とかいう言葉は、日常では

まだ使う習慣が残っているから、少なくともそれを「公の場」

で使うことはできないという現状認識を持っておくことは、

政治家として必要だろう。

 

そもそも自民党の議員たちは、マスコミは「権力の監視」こそ

が使命だということを知らない。

読売新聞や産経新聞などの「政府広報紙」しか読んでないから、

権力の提灯記事を書くのがマスコミだと思い込んでいるの

だろう。

 

「俺さまに盾突くことは許さぬ」という肥大した権力意識が、

豊田真由子という化け物を産んだ。

あの権力を振りかざして、部下をパワハラで自殺に追い込もう

とする狂気こそが、まさに「きちがい」(差別語)である。

どんな病院に入院してるのか知らないが、「精神病院」(差別語?)

に入っているのなら納得する。

 

現在のマスコミは、まだまだ権力批判がゆるい。

読売新聞はまたしても下村元文科相の闇献金問題を、一面で

扱わなかったし、産経新聞も同様だ。

政権を忖度してばかりだから、読者は政権の不正を知らないかも

しれない。

 

テレビ朝日も「橋下羽鳥」の番組を放送しているのは、橋下が

安倍首相とアツアツであり、テレビ朝日のトップが安倍首相と

会食しているからかもしれないし、「朝ナマ」に安倍首相と

会食した三浦瑠麗をレギュラーで出すのも、安倍首相への

忖度かもしれない。

 

わしは意地悪くマスコミを疑っている。

権力と繋がる者は絶対に信用してはならないというのは、

もはや、わしの信念になっているからだ。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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