ゴー宣DOJO

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トッキー
2017.7.6 12:11その他ニュース

かわいい子には映画を見せよ

門弟リボンの騎士さんの
コメントをご紹介します!



この度のよしりん辻説法
「かわいい子には映画を見せよ」
を読みました。
映画好きの方が映画の話をし始めると、
どんどんどんどん熱量が
増していきますよね。
よしりん先生は、トークや文章で
それを伝える映画評論家の
方々の
手法とは違う、漫画という
作品にされるわけですから、
面白さのうえ新鮮でもありました。

私の映画との出会いも、
辻説法に書かれていた通りでして、
小学4年生くらいのときに日曜洋画劇場
(金曜ロードショー
だったかもしれない)
で観た「タワーリングインフェルノ」で、
こんなカッコいい世界があるのか!と
子供ながらに
思ったものでした。
(初恋の人はそのとき見たスティーヴ・
マックィーンということにしています。笑)
その後、とくに10代後半から
20代後半くらいまで、
そこそこの数の
映画を観たと思いますが、
30代に入ると仕事や子育てに
追われたこともあって、
暫く映画から
遠ざかることになり、娘が小学生に
なったくらいから、
娘を連れて再び
映画館へ足を運ぶようになりました。
ただし、子供向けではない映画に
子供を連れて行くとすると、
最近の作品
ですと表現がやたら具体的で生々しく、
ドぎついものがほとんどと言っていい状況なので、
そういうものは子供に見せたくはなかったため、
チャップリンの「独裁者」や「モダンタイムス」、
ヴィスコンティの「山猫」や「ヴェニスに死す」、
ゴッドファーザー1や2等々、
昔の名画のリバイバル上映を
観に行くことが多かったように思います。
よしりん辻説法にありました
「太陽がいっぱい」や、
ウディ・アレン作品も
娘と一緒に映画館で観ました。
スピルバーグの「激突」や、
クルーゾーの「恐怖の報酬」にも
連れて行ったなあ。すんごい怖がってた^^

楽しいから行っただけで、
情操教育の一環などだったわけでは
ありませんが、よしりん先生が
辻説法に書かれていたように、
教養や感受性のひとかけらだけだとしても、
幼き日に触れたものとして、
娘の頭や心の片隅のどこかに
残っているといいなぁとは思っています。

自宅でくつろぎながらDVDを
観るのも楽しいけれど、
やはり映画館の大画面で観ると、
同じ作品でも感じ方に
違いがあります。
上にも書きましたチャップリンの「独裁者」は、
VHSやDVDでそれまで何度も観ていたのに、
映画館で観たときは、最後の有名な
約6分間の演説シーンの
ときの
チャップリンの額や、頬を伝う
汗のひと粒ひと粒までが
見えるほどで、
あらためて感動したし、興奮もしました。
いやあ、映画ってほんとうにいいですね♪^^

恥ずかしながら私は活字が苦手なため、
他人の人生に
触れる機会といえば、
映画鑑賞になります。
想像力とは、他人の人生や、思いを、
どれだけ我が身に
引き付けて感じられるか、
また、卑怯を憎む心とか、
人の心の痛みへの共感などは、
他人の人生に触れて、
想像することから
育まれるところもあるのではないかと
考えているのですが、映画というのは、
辻説法にありましたように、
間違いなく「人生の楽しみ」ですし、
そして、他人の人生をなぞり、
その心を感じることで、想像力を鍛える
手段としても
かなり
有効なのではないかと思います。

人間は誰しも、自分の人生しか
生きることができません。
そして、自分の人生だけなら、
誰もがたかが知れています。
だから映画というのは、自分自身や、
人生を、豊かに
してくれるメディア
なのではないかと思っているのです。

さよなら。さよなら。さよなら。



私は『日曜洋画劇場 40周年記念
淀川長治の名画解説』という、
映画解説のところだけ集めたDVD
持ってて、時々見てます。
今は地上波の映画番組は
ほとんどなくなっちゃいましたが、
ラジオや週刊誌で町山智浩氏や
春日太一氏の映画解説を聞いたり読んだり
するのは好きですね。
あ、もちろん切通師範の
メルマガ『映画の友よ』も! 

今回の『よしりん辻説法』で、
また映画見に行きたくなっちゃいましたねー。
なお、私はためらいなく
「夫婦50割引」使って安く見ますww

トッキー

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