ゴー宣ネット道場

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高森明勅
2017.7.11 22:00

『文藝春秋』8月号から

『文藝春秋』8月号、自民党のベテラン衆議院議員、
村上誠一郎氏の文章が巻頭。

題して「安倍首相が自民党を劣化させた」。

共謀罪を巡る強引な法案採決に対し、
国民が問題点を理解しないうちに法案を通そう」
との意図を感じる、と批判。

「ここまで審議を急いだのは、加計学園の獣医学部新設を認める
国家戦略特区をめぐる追及をかわ
したかったからではないか」として、
その問題点を指摘する。

現在、全国には約4万人の獣医師がいます。
しかし、うち12%
は免許を持っているものの使っていない。
日本の人口が減少する中で、ペットが減る、牛や馬も減る。
つまり獣医は過剰なのです。
したがって、
加計学園の獣医学部新設を特区で認める根拠は
ありません」

今治市は…現在900億円もの借金を抱えています。
ところが、
建設予定地の無償譲渡に加えて、今治市の予算から
96億円の補助金まで支出することになるという

特区申請の経緯に疑義があり、
これだけ多くの国民が
首を傾げる状況で、
果たして百人余りの若者(定員160名の計画)
が獣医になるためにやってきて、今治市に経済効果をもたらすこと
などあり得るのか。
加計学園が自前の予算でやるならまだしも、そんなことに今治市が
お金を出すなど到底考えられないことです」

「私は2014年に国家公務員法の改正が行われた際には、
官邸が内閣人事局を通じて各省庁の幹部職員約600人の人事を
握することで、霞が関の崩壊を招くと強く反対しました。
許認可や補助金の交付などが、時の権力者の意向によって
左右されやすくなるという危険性をはら
んでいる…この懸念が
まさに的中してしまったように見えるのが、
今回の加計学園を
めぐる問題です」

「一連の行政文書について『間違いない』と証言した文部科学省の
前川喜平前事務次官に対する人格攻撃も、
目を背けたくなるもの
でした。
事務次官まで務めた人物が、
覚悟を決めて捨て身で発言している。
決して私怨や意趣返し、
パフォーマンスでやっているわけでは
ないのは、
誰が見ても明らかでした。
その覚悟は謙虚に受け止め、
事実関係の調査に即座に取り組むのが
筋なのに、『怪文書』
と斬って捨てるなど言語道断です。
あのようなことを許せば、
日本における正義や民主主義は
なくなってしまいます」

いずれも正論。

又、元読売新聞編集委員の中西茂氏の
「古巣 読売の前川報道を批判する」には、
こんな指摘も

「一貫したスタンスを持ち続けた前川氏を、
個人的に貶めるかのような記事が、5月22日の読売新聞朝刊に
掲載された。
…この記事には私も、
当初から違和感を禁じ得なかった。
取材が十分でない点が容易に読み取れたからだ。
批判される前川氏の言い分を取材できていないばかりか、
買春を疑わせるような書き方をしながら、買春の相手をした
女性の証言も、
買春を裏付けるような第3者の証言もない」

買春という法に触れる行動に疑いを持ち、報じるならば、
本人のコメントを取る努力を続けるのは報道機関の常識である。
コメントを取れないまま報じるとしたら、相当に高度な判断が
欠かせない。
ところが、読売新聞は、
編集局内に設けた適正報道委員会に
かけていなかった。
これが不可解で仕方がない」

ノンフィクション作家、森功氏の
加計学園疑惑 下村ルートの全貌」は、
下村博文事務所の内部資料を元にした興味深いレポート。

どう見ても、加計学園から下村氏側に「裏献金」
が渡っていたとしか
考えられない。
今月は官僚の人事異動を報じる「霞が関コンフィデンシャル」
面白い。

「『週刊新潮』(5月18日号)が報じた疑惑の余波が、
警察庁幹部人事に
及んでいる。

将来の警察庁長官候補と目されていた
中村格(いたる)組織犯罪対策部長(昭和61年、警察庁入庁)だが、
警視庁刑事部長だった一昨年、安倍晋三首相と親密な政治記者の逮捕状
揉み消しに動いていたこと
を指弾された。
第1線で公正な捜査指揮を執るべき立場でありながら、
官邸の意向を忖度して事件対応に当たり、取材にも
「(
逮捕は必要ないと)私が決裁した」と言い放った』
(警視庁幹部)

致命的なミスを重ねたことで、
年明けにも予定されていた
刑事局長への昇進を自らフイにすること
になりそうだ」

「(警察)庁内の強烈な反対論をよそに官邸の強行介入で
事実上内定となった
栗生(くりう)俊一次長(56年)の
警察庁長官昇格は、
今後の政局の行方次第では『白紙に戻る可能性も
出てきた」(
警察庁OB)という」

「官邸の不興を買った官僚への“粛清人事”が相次いでいる。
中でも、韓国の森本康敬釜山総領事(55年、
外務省)の更迭には、
省内外から同情論が広がっている。
一時帰国した際、政府批判の言動があったと新聞記者から
官邸に“
ご注進”され、就任からわずか1年で交代に追い込まれた。
森本氏は、『ノンキャリア採用ながら、外務省でも数少ない
朝鮮半島問題のスペシャリスト』(
全国紙記者)。
半島情勢が不安定化する中での人事には疑問が残る」

森友学園問題で昭恵首相夫人秘書として一躍“時の人”となった
谷査恵子氏(平成10年、経産省)は、
今夏イタリアのミラノ総領事館
へ転出する予定だが、『
森友問題の一連の経緯を知る彼女の口封じ』
(自民党関係者)
であることは、霞が関では衆目の一致するところだ」

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「9条に自衛隊って本気か!?

平成29年8月6日(日)午後2時 から
『人事労務会館』 にて開催します。

「人事労務会館」
(住所:東京都品川区大崎2-4-3 )は、
JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線
『大崎駅』 の 北改札口 を出て左へ、
「西口」 側の左階段を降りて、徒歩3分です。

毎回、会場の場所が分からず迷われる方が、多くいらっしゃいます。

人事労務会館のHPにて、場所をよくご確認の上、ご来場下さい絵文字:重要
(HP掲載の、駅から会場までの地図を印刷し、持参されることをオススメします )

詳しくは、 “ こちら ” でどうぞ。

「第65回・ゴー宣道場」のテーマは
9条に自衛隊って本気か!?』とする。

ゲストは法哲学者の井上達夫氏と、

民進党憲法調査会の会長・枝野幸男議員である。

 

安倍首相は今年の秋までに憲法改正案を憲法調査会に
提出
するそうである。

ものすごく急いでいるが、「本気か!?」

 

しかもその改正案が、憲法9条の1項・2項をそのまま残し、

2項か3項に自衛隊の存在を明記するらしい。

あり得ないと思うが、「本気か!?」

 

「ゴー宣道場」では、憲法改正について、どのように
考える
べきなのか?

日本の安保体制はどうあるべきなのか?

「安倍一強体制」の問題点と、これを崩すために何が必要か?

などについて、徹底的に議論したい。

 

9条削除論」を唱えるリベラルの権威・井上達夫氏と、

民進党の中で最もロジカルな枝野議員を迎えて、

86日の「ゴー宣道場」は無駄のない本物の議論を行なう。

 

参加申し込みの締め切りは726日(水曜)である。

奮って応募してくれ!


当日、道場の入場料は、お一人様1000円です。


参加ご希望の方は、このweb上の申し込みフォームから申し込み可能です
絵文字:重要絵文字:パソコン

上 ↑ のメニュー「道場参加申し込み」もしくは下 ↓ の申し込みフォームバナー(画像)
クリックして、申し込みページにお進み下さい絵文字:よろしくお願いします
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申し込み〆切後、当選された方にのみ「当選メール」を送らせて頂きます。

当選された方は、道場当日、
その「当選メール」をプリントアウトの上、会場までご持参下さい。
プリントアウトができない方は、当選メールの受信が確認できるもの
(携帯電話、タブレット等)をお持ちの上、ご来場ください。

 道場参加申し込みフォーム

応募〆切 は 平成29年7/26(水) です。

当選通知の送付は、応募〆切後になりますので、しばらくお待ち下さい絵文字:よろしくお願いします

皆様からの多数のご応募、お待ちしております絵文字:重要絵文字:晴れ

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

次回の開催予定

第94回

第94回 令和2年 12/6 SUN
14:00

テーマ: 「コロナ後のリベラル」

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