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高森明勅
2017.7.19 02:15

稲田問題

またぞろ、稲田防衛大臣を巡る問題が表面化した。

南スーダンに派遣されていた陸上自衛隊の「日報」

廃棄していたと虚偽の説明がなされていた件に絡んで。

稲田防衛大臣が、日報保管の事実を公表しない方針を、
予め「
了承していた」との証言が、複数の政府関係者から
飛び出した。

これが事実なら、稲田氏は他でもない国会で、
明白な嘘の答弁をしていたことになる。

それは国民を騙していたことに他ならない。

勿論、本人は今のところ否定している。

しかし一般に、嘘つきがやすやすと自分の嘘を認めるはずが
ないのは、
誰もが知っている。

今回の場合、複数の政府関係者の証言は信憑性が高いと
判断するのが、
普通の感覚だろう。

安倍内閣の嘘つき・隠蔽体質を象徴するような問題が、
また1つ浮上した。

これで稲田氏が大臣を辞任すれば、
それが事実だったと
自ら認めることになる。
辞めなければ、
嘘つきを庇い続ける内閣への不信感は、
更に増大するだろう。
しかも、稲田氏は安倍首相に最も近い政治家の1人。
内閣というより、安倍氏本人を直撃する。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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